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烏之雌雄  作者: 妄執
3/11

一日目 -粥-

 

 にわかには信じ難い……だって……ここはどう見たって病院じゃない……

 所々塗装がげている傷の多い床に……年季を感じさせる染みがポツポツと付いた天井……安っぽい小さなキッチンに……よく声が響く薄い壁……ここは……ここはどう見ても……ぼろっちいアパートじゃないか……

 なんでそんな場所に……わざわざ主治医が訪ねて来るんだ……? そもそもこの熊を素手で仕留められそうな大男は本当に医者なのか……? 一体全体何がどうなっているんだ……?


 男は私の顔色を読んだのか、その思考を中断させるように、開いた右手を私の顔の前にずずいと突き出す。


「確かに、色々と疑問に思うこと、気になることもおありでしょう。ですがその前に、わたくしからあなたに答えて頂きたいことがございます。私があなたの問いに答えるのはその後、ということで……分かりましたか?」


「は……はい……」


 穏やかな笑顔を浮かべてはいるが、その全く笑っていない両目からは肯定しか受け付けないぞ、というような無言の圧がかかっているように思えた。


「ではお聞きしますが、今のあなたにはご記憶が無いのですね?」

「はい……その通りです……」


「名前、年齢、生い立ち、今まで何をしてきたのか、ここがどこか、何故ここにいるのか、全身にある傷の理由……何か一つでも思い出せることはございませんか?」


 その言葉を受け、何か思い出せないか脳を全稼動させてみるが、何一つ思い出せない。先ほどこの部屋で起きた時からしか、私の記憶は残っていなかったのだ。


「………………無いです……全く思い出せません……」

「左様ですか…………」


 医者を名乗る御手洗みたらいという男は、そのツルツルとした頭頂部をこちらに向けるように、少しうつむいて何かを考え込む様子を見せると、すぐにぱっと顔を上げる。


「ではお約束どおり、私もあなたが疑問に思っていること、今あなたが置かれている状況について、ご説明させていただきます……単刀直入に言いましょう。あなたは先日、とある不幸な事故に遭ってしまい、今日まで意識が戻らなかった……所謂いわゆる昏睡状態だったのです。その体中にある傷痕きずあとはその事故と、事故に至る過程で出来たもので、記憶が無いのは恐らく……その事故の後遺症といったところでしょうな」


 なんだかぼんやりとした、大事な所を隠すような説明にもやもやする。


「事故ですか……?それは一体何時起きた、どんな事故だったのでしょうか?」


「それを説明するのは簡単ですが……その事故の詳細や、あなたのお名前、あなたのご記憶に関することは、まだ意識が戻ったばかりの、記憶を思い出す糸口すら掴めていない、今のあなたにお教えすることは出来ません」


 その答えに怒りが湧く。話が違うじゃないか。


「はっ? 答えてくれると、おっしゃったではないですか!」


「落ち着いて下さい……いいですか? 私がそれを教えないのは、何もあなたに意地悪がしたいからではございません。下手にお教えすることで、余計な先入観を持たせてしまい、かえって記憶を取り戻すと妨げとなってしまうことを、私は懸念けねんしているのですよ……ですから、あなたのご記憶に関することは、ご自身で思い出すのを待ったほうが良いでしょう……少なくともあなたの主治医である私は、こうして意識の戻ったあなたを見て、話して、そう判断しました。ですが、何も教えないとも言ってはおりません。必要なことを必要に応じてお教えしていく……と、そう言っているのですよ……ですから、ご記憶の深い所に関すること意外でしたら、今この場ですぐにお答えいたしましょう」


 ペテンだ……騙された……この男はハナから私の問いに答えるつもりなんて……毛頭なかったんだ……


「でしたらっ……でしたらここは何処なのですか?! 自分で言うのもなんですが、これほどの傷で意識が戻らない状態なのなら入院していてもおかしくはありませんよね? なのに私はこの部屋で小汚い布団に寝かされていた……ここはどう見ても病院ではなく古いアパートで、どうして主治医であるあなたがわざわざこんな所まで訪ねてくるのですか? どうして私はこの部屋で寝かされていたのですか!?」


 御手洗医師は私の怒気を柳のように受け流して、淡々と答える。


「まあまあ、落ち着かれませい。ここは裏野ハイツといって、仰る通り築30年にもなる古いアパートです。事故に遭う時まで、あなたはここに住んでいたのです……つまりこの部屋は、この裏野ハイツ203号室は、元々あなたの部屋なのですよ。そしてあなたが入院せずにここで寝かされていた理由ですが……私含めこの裏野ハイツに住んでいる住人達は、全員が全員、あなたにとってもお世話になった……あなたとはとても深い、切っても切っても切れないような密接な繋がりのある関係にありまして……」


 ここが私の元々住んでいた部屋……?

 そんなバカな……こんな何も無い部屋が……?冷蔵庫も靴も物入れもタンスも何一つ無いこの部屋が?  ではこの小汚い布団も私のモノだというのか?


「あなたが不幸な事故に見舞われ昏睡状態になった時、あなたは私が勤めている市立病院に搬送され、治療を受け一命を取り留めました。しかし、傷は治れどいつまで経っても意識は戻らない……そこで、私たち住人は話し合いました……もしかしたら、この部屋に戻せばあなたの意識が戻るかもしれない……少なくとも、病院で仕事として他の傷病者と同じように看病されるよりも、真心のこもった我々の看病ならば、もしかしたら意識が戻るかもしれないと…………あなたには、ここの皆が大変お世話になっておりましたので、私たちがあなたの看病をしようと、そういう結論を出しまして自宅治療に切り替えたのでございます。それが、あなたが病院ではなく、ここで寝かされていた理由なのです」


全ての話を聞き終えた私は、おもわず笑ってしまった。


「ははは……バカな……」


 馬鹿馬鹿しい……バカバカしいにも程がある……そんなことは普通の家族でもそうそうしないだろう……

 だが……私にはそれを否定できる記憶も材料もない……この男の話を信じるとするなら……記憶をなくす前の私は……そんなに他人の世話をやいてばかりいたのだろうか……? それも……わざわざ赤の他人である私の看病をしてくれるほどまでに…………?


「一度に受けきれられないのも無理はありません。ですが、私が今申し上げたことは寸分違わず事実なのでございますよ?」


 だが納得できない……おかしなことが多すぎる……


「で……では……この部屋が元々私の部屋だというのでしたら……何故家具や靴が何も無いのですか? あの……あのおかしな玄関はなんなのですか!?」


 男は少し考えるような顔をすると、うつむき気味にツルツルと禿げ上がった頭を撫でた。


「ああ……家具に関しては看病の邪魔になりますので、勝手ながら処分させてもらいました……玄関の扉は……今のように昏睡状態から目覚めたあなたが、混乱してふらふらと何処かへ行ってしまわないようにするための処置です。あなたの意識もはっきりしているようですし、そのうち元の扉に戻しますからご安心ください」


「捨てた……?」


 ステタ……?

 信じられない……普通邪魔だからといって家主の断りもなく捨てるか……?


 ようはこの男は、この浦野ハイツというアパートの住人達は、看病のためといいながら、意識の無い私を勝手に病院からここへ移して、勝手に家具類を捨てて、勝手に玄関扉を付け替えたというのか……?


 やっぱりおかしい……どう考えてもおかしい……ありえない……どうなっているんだ……


「まぁまぁ、今は目覚めたばかりで色々と混乱しているのでしょう。そういう時には何か食べれば元気がでますわい。お食事をお持ちしますからちょっと待っていて下さいな」


 悩んでいる私を見ながら悪びれもせず「はっはっはっ」と笑って立ち上がると、雪駄を履いてペタペタと御手洗医師は出ていった。


 おかしいという気持ちが私の中でぐるぐると渦巻いているが、記憶が無いせいで「ここ」が「こう」おかしいという断定ができない。もしかしたら、御手洗医師がやっていることは、一般的にごく普通の当たり前な常識的なことで、私だけがおかしいと感じているだけなのかもしれない……


 布団の上で半身を起しながら、何ら結論の出ない思考の堂々巡りをしていると、片手に黒い盆、もう片手に紙袋を持った御手洗医師が戻ってきた。


「さあさあ粥を持ってきましたよ。これを食べて元気を出して下さい。急にかっ込むと胃がびっくりしてしまいますので、ゆっくりと食べるのですよ」


 そっと布団の横に置かれた黒塗りの盆には、おかゆの入った湯気の立つ茶碗、きゅうりの新香が三切れ入った小鉢と箸が一膳のせられていた。茶碗に目を向けると、重湯に近いようなおかゆが七分目程までよそられていて、その湯気立つ真っ白な表面の真ん中に、一粒の小梅が乗っけてある、その白さと赤さの対照的な美しさが私の食欲を随分と刺激したらしく、腹がぐーぐーと音を立てる。


「ささ、遠慮せずにどうぞ」

「い……いただきます……」


 警戒感よりも食欲が勝った私は、その誘惑に耐え切れず盆に手を伸ばした。

 無意識で箸を右手に持ったことから、私は自分が右利きなのだと分かった。爪が無いためだろうか、妙に手が震えているせいだろうか、なんだかうまく箸が使えない。

 不器用ながらもなんとか梅干を掴んで一口かじると、カリッとした小気味良い食感と共にキツい酸味が口中に広がる。たまらず粥をすすると、味の無い粥から甘みが感じられる。中和された梅干の酸味と塩気、粥の甘みが口いっぱいに広がり、脳が痺れた。



 なんだこれは……

 

 美味い……

 

 美味しい……

 

 おいちぃ……

 

 おいぢぃよぉ……


 粥のその美味さたるや……私の全身を構成する三十七兆二千億個の細胞がことごとくその感動に打ち震え思わず涙が出るほどで……恍惚こうこつ……悦楽えつらく……快楽……どのような感情にも分類できぬような感覚がほとばしり……あえぎにも似た声がもれる…………


「えっ……えふっ……あ……ああ…」


 じゅるじゅる……

 カリッ……じゅるじゅる……

 ぽりぽり……じゅるじゅる……


 奥歯が折れてるから噛みにくい……

 爪が無いのは案外不便なものだ……


 カリッ……じゅるじゅる……じゅるじゅる……


「ふっ……うふっ……あふあふ……」


 おいぢぃよぉ……おいぢぃよぉ……

 こんな美味いものがこの世にあったのか………

 おいぢぃよぉ………


 ……じゅるじゅる……じゅるじゅる……じゅるじゅる……


 私は御手洗医師の忠告を忘れ瞬く間に全てを平らげた。


「うぅぁあぁぁ……ごちそうさまでした……」


「…………さて、お腹も膨れたようですし少しは落ち着きましたかな? ご飯を取りに行くついでにこれを取ってきたのでご覧ください。多少はあなたの不安も和らぐのではないかと思いますよ?」


「は……ぁはぁ……?」


 御手洗医師は盆と共に持ってきた紙袋から卒業証書を入れるような円筒えんとうを取り出すと、ふたをきゅぽんと開け、中に入っている丸まった賞状のようなモノを引っ張り出すと私に差し出してきた。受け取ってその丸まった賞状のようなものを伸ばしながら見て見ると――


-------------

医師免許証

○○県

御 手 洗 馳 夫

昭和○○年○月○日生

昭和○○年施行第○○回医師

国家試験に合格したことを認証し

医師法(昭和二十三年七月三十日法律第二百一号)に

より医師の免許を与える

よってこの証を交付する

昭和○○年○月○日

厚生大臣 御短 小茄子 ㊞

本免許は昭和○○年○月○日

第○○号をもって医籍に登録

厚生省医務局長 安本 単 ㊞

------------


 これは……医師免許証じゃないか……

 ということは……目の前にいる大男は本当に医者だったのか……


「どうです? これで少しは落ち着かれましたか?」


 そのニコニコとする様に何故か心の奥底で不安を感じるが、これを見たことと腹が膨れて多少気が緩んでいたことで、一応の安心感を覚えた。


「はい……ですが、何故お医者様がこんなボロッちぃアパートに住んでおられるのですか……?」


 御手洗医師は不意を突かれたようなきょとんとした顔をしたあと、ぐわっと目を見開いて目尻をビキッと痙攣させながら憤怒のような表情を見せる。私は瞬間的に「まずい」と思った。顔もそうだがこの男が出していた柔和な空気が一瞬で冷たいものになったからだ。

 が、瞬時にそれをかき消すように、御手洗医師は隠しきれなかった感情を誤魔化すように大笑いして見せた。


「はっはっはっは!! いやいや……なんてことはありませんよ、医者と言ったところで私はしがない勤務医、言ってしまえばサラリーマンのようなものですから! はっはっは!」

「は……はぁ……そうなのですか?」

「ええ、ええ、そうですとも……それよりも、これを持って来たので明日からにでも使ってください」


 そういうと医師免許が入っていた紙袋を突き出してきた。しずしずと受け取り目を通すと、中には折り畳まれた着替えやら歯ブラシ、タオルといった日用品が入っていた。


「それと、寝る前に必ずこの薬をお飲みください。不安を解消して寝付きを良くする効果がございます。一回一錠ですからお忘れなく」


 銀色のシートに入った青い錠剤が十錠程手渡される。

 睡眠薬、寝る、夜、と連想して何気なく後ろのカーテンに目を向けてみると、もう日が落ちたのか、カーテンを透過して入ってきた陽光は見る影も無かった。

 

 腹が膨れ少し気持ちに余裕がでてきたのか、自分の体が傷痕きずあと意外にも汚れていることや、もさもさと伸びた不精髭がとても嫌だと感じ始めた。


「あの……風呂に入りたいのですが……」

「うーん……今日目覚めたばかりで本当なら様子見をしたいのですが、まぁいいでしょう。そのかわり、何かあってはいけないので、風呂の外で私が控えさせていてもらいますよ?その足ではうまく歩けないでしょうから何かあっては大変です」

「そうでした……足がうまく動かないのは何故なのでしょう……?」


 起きてからうまく歩けたり立ち上がったりできないのは長い間寝たきりだったからだと思っていたが、なんとなくそうではないように思い始めていた私はその疑問をぶつける。


「あなたの両脚の靭帯じんたいは酷い裂傷を負ったのです。なんとか治療は致しましたが……歩くことはできても、走ることはもう……」


 その言葉に目の前が暗くなった。

 今日一番の被害であったと言えるのかもしれない。

 爪はまた生えてくる、生えてこなくても爪が無いところでそこまで不便ではない。

 体の傷痕も残った所でそこまで不便は無い。

 記憶が無くてもこうして普通に思考し飲食できるのだから問題無い。

 だが歩行が困難になるなんて、一生の不便じゃないか、それも特大級の――


「そんな……」

「ささ、落ち込まれるのも分かりますが、落ち込んだところでどうにもなりませんぞ。ではいきましょう。もしかしたら、さっぱりした拍子に何か思い出すかもしれませんからな」


「……分かりました……」


 私は御手洗医師に手を貸してもらい、着替えやタオルを持って先程絶望を覚えた洗面所まで移動する。服を脱ごうと思ったとき裸を見られるということに抵抗を覚えたが、よくよく考えれば治療や看病のために全部見られているのだと思うと、不思議と羞恥心が消えた。するすると病衣びょうえを脱ぎ、風呂場に腰を下ろしたのを確認すると御手洗医師は戸を閉めた。


 タライに湯を張って痛々しい傷痕だらけの体にかけてみるが、傷自体はもう治っているのか痛みは感じなかった。体を洗って大量の垢を流すと髪を洗い髭を剃る。一通りの作業が終わると外にいる御手洗医師に声をかけて手伝ってもらいながら、風呂をでて体を拭き用意された下着と甚平じんべいを着て、何か記憶に変化を起こさないものかという期待をこめ洗面台にある鏡を見るが、そこには先程置きぬけに見た男がさっぱりとした顔で映っているだけで、やはり見覚えは無く、記憶を思い出す糸口にもなりそうになかった。


 また御手洗医師の肩を借りて布団まで戻ると、私の記憶を思い出す邪魔をすまいと思っていたのか、風呂場に入ってから今まで口を開かなかった御手洗医師が口を開いた。

 

「どうです? 何か思い出されましたか?」

「いえ……何も……」

「左様ですか……ま、仕方ありませんな……では、明日から私以外の住人達と会って話をしてみましょう。それが何か思い出す糸口になるかもしれません。それに、皆あなたが目覚めるのを心待ちにしていたのですよ。本当なら今日の今日会いたいと思っているのを私が押し止めていたのですから」


「はぁ……」


 今日は色々あって疲れた……何処からかやってきた睡魔すいまのせいで御手洗医師の話も半分くらいしか頭に入ってこない……腹が膨れて体もキレイになって気が緩んだのだろうか……

 本当なら記憶が無いこと、傷のこと色々考えねばならないことが山ほどあるが、湧き出てきた眠さがそれらをかき消していく、思考の彼方へと追いやっていく。


 うつらうつら


「それでは、私はそろそろおいとまさせていただきます。何か用があれば、おーいと外に向かって声をかけていただければ大丈夫です」


「はぁ……」


 御手洗医師は布団に横になって今にも眠りそうな私を確認して立ち上がる。私は朦朧もうろうとしながらも、帰ろうとしている医師の姿をぼんやりと眺めていると、部屋を出る間際に医師は立ち止まってゆっくりこちらを振り返った。その顔は表情いろの無い能面のようで、何やら不気味な感じが漂っている。


「あなたは先程、どうしてこんなところに住んでいるのかと仰いましたが……私は、どんな高級マンションよりも、どんな高級庭付きの一戸建てよりも、あなたがいるこの裏野ハイツに住むことを望みますよ……私だけじゃない、この裏野ハイツに住む全住人が同じことを思っているのです……ですから……早く思い出してくださいね…………」


 そういい残してパタン ガチャリ と御手洗医師は出て行った。


 うつらうつら

 そうか……私はそんなに……ここに住む人々に愛しされていたのか……?

 あれ……もう鍵閉めなくても良くないか……? 癖なのかな……?


 眠さでマトモな思考ができず、私の考えは雲散霧消うんさんむしょうして眠りへと落ちていった。

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