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9 幻想

俺の中でのスライムというものは楕円形の形でプルプルしていて色は水色の存在だと俺は以前から思っていた。







「痛ったぁ!何が起こったの!?」


「おい、そいつってなんてモンスターだ?アップル!」


「ん?ラッキーね。こいつは私達が狙っているモンスターMスライムよ!」


「は!?本当に言っているのか?」


なぜ俺がこんなに驚いたかというと…そのスライムはここに来る前に考えていた通りの見た目をしていた。そいつは、楕円形でプルプルしていて水色でボディービルダーのような腕をつけていて…?


「おいっ、なんで腕ついてんだよっ!?しかも、妙に筋肉があってムキムキだよっ!」


「素晴らしい腕の筋肉の盛り上がり方ね!賞賛に値するわ!」


「何賞賛してんだよ!?こいつお前に攻撃してきたんだぞ!?」


「でも、見なさい?この肩の筋肉の溝を。なかなか鍛えてもならない深さだわ!」


「早く攻撃しろよ!死ぬぞ!?」


「無理よ、私には無理っ!こんなに鍛えた筋肉を殺せっていうの?そんな残酷な…」


「いや、知らねぇよ!お前の変な感覚共感したくねぇわ!」


「倒すならあなたが倒して私にはそんな残酷なこと出来ないっ!」


「わかったよ!俺がやるよっ!…てか痛てぇ!」


俺とアップルが会話をしているともう一匹のMスライムが俺の足元に居た。


バシッバシッバシッ


俺の脹脛を思いっきり殴っていた。


「なんで、脹脛なんだよ!しかも、なんで無理して背伸びしながら脹脛に殴ってるんだ!?妙に虚しいわっ!」


そう言いつつも俺は自分が携えている特典として貰った剣を抜こうとした。


「いくぞっ!フンッ」


グッピクリともしなかった。ん?なんでだと思いつつも二度目は思いっきり力を入れて抜こうとした。




抜けなかった…



「不良品かよーーー!?」そういってその場にいた二匹を剣を抜刀せずに鞘の部分で殴り倒してその場はひとまず落ち着いた。

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