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愛川愛夢がみたのは現実  作者: 荒畑時雨
3/9

自分がよくわかってる

「ただいま。」

「おかえり、あいあい。」

帰ってきてまずみるのはごみ箱。

ごみ箱のなかにはポテチの袋が3袋入っていた。

今日はうすしお味、コンソメ味、のりしお味。

播磨現、彼はポテチが好きらしいが味にこだわりはない。

まぁどうでもいい話なのだが。

「あいあい、今日の夜ご飯何だ?」

「今日はカレーにしようかな。」

そうです、私意外と料理できるんです。

なんてアピールをしつつ、私は料理を開始します。

「はいはい料理できるんだね、すごい、すごーい

すごいついでにさー話聞いてくれよ。

今日さーバッティングセンター行ったんだけど

あれってちょっとひどくないか?」

地の文を読まれると調子がくるうからやめてほしいのだけれど彼はけっこうそういう会話を気に入ってるらしい。

「何がひどいの?」

バッティングセンターの話はもう今日はお腹いっぱいで、ご飯食べる前に聞きたくないのだが聞かないと終わりそうにないので聞くことにする。

「俺様バッティングセンターに行って打席入ってバット持って構えてたんだけど、ボールが出てきたと思ったら全部高いんだよ、高すぎるんだよ!

100円でやめて帰ってきたよ。」

「ていうかなんでバッティングセンターなんか行こうと思ったの?別に好きでもないでしょ?」

「いや昨日ーポテチ買いにコンビニ行こうとしたら通り道にバッティングセンターで見せ物があるみたいなこと店員が外で言ってたから中に入ったら

打席の真ん中で立ってボールを避けることを

150キロでずっとやってるやつがいたんだよそれも真剣に

それでちょっとうってみようかなって思っただけ。」

その見せ物絶対宗太じゃん、店員止めずに客寄せしてるし。

「・・・・へー、じゃあもうご飯食べよっか」

「・・・・食べようか」

現は察したみたいだったけど何も言わずに黙ってカレーを食べた。


ピンポーン

「はーい!」

・・・・あれっ!誰もいない、インターホン鳴ったと思うんだけど、いたずらかな?

「ただのいたずらならいいんだけどね、あいあい。」

「なにその言い方!」

「だってこれただのいたずらじゃないでしょ?

それはあいあいがよくわかってると思うけど。」

「・・・・・・・」

それは私が言いたいセリフである。

現、お前ならなんでも分かるんでしょって。

まぁ今日は疲れたし寝ることにする。

「おやすみ、あいあい。」

「うん、おやすみ。」

俺様の名前は播磨現、あいあいが俺様のことを紹介してくれはしたが少し間違ってるので訂正する。

俺様の身長は145センチだ、それだけ言いたかっ

たのである。

あとついでのついでで自分で紹介する気も無さそうだし愛川愛夢という人間を俺様が紹介する。

愛川愛夢、身長は155センチ、髪は黒色、ショートヘア、自分ではたぶん言わないと思うから俺様から言わせてもらうと顔はかわいい部類に入ると思う、性格はよくわからん、こんなところかな。

・・・・あっあとひとつ

彼女は普通の人間ではありません。

まぁさらっと普通じゃないこと言ったところで俺様は寝る。

おやすみ。




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