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初心者魔法使いの爺さんがショタな魔王候補になっちゃった件について  作者: こるり
1.NPC魔族になって・・・・さてどうしよう?(現状把握編)
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 《今回の戦闘勝利により【片手剣】のレベルが上がりました》


 《今回の戦闘勝利により【識別】のレベルが上がりました》


 《今回の戦闘勝利により【身体強化】のレベルが上がりました》


 《今回の戦闘勝利により【精神強化】のレベルが上がりました》


 《今回の戦闘勝利により【器用強化】のレベルが上がりました》


 《今回の戦闘勝利により【魔力強化】のレベルが上がりました》


 《今回の戦闘勝利により【回避】のレベルが上がりました》


 《今回の戦闘勝利により[太郎]の種族レベルが上がりました》



 ふぅ、太郎はもう少ししっかり動いてくれんとあっという間に死にそうじゃのぅ。

 なんというか、一撃で三割くらいくらうものじゃからこっちはひやひやものじゃ。

 とはいえ、器用に小盾で防ぎながら戦うさまはなかなか様になっているようなので、牽制役には確かに役に立つ。

 ただ、すぐさま攻撃に映らんとどうにもならんのは確かじゃからな。

 あと、止めを刺さんと経験値はないようじゃから、削った

スケルトンにウィンドバインドを使って拘束しつつ、一体の止めをさしてやったらあっという間にレベルがあがるそんな気配じゃった。

 事実そうなんじゃろうが、これは連戦すれば持ち越ししそうじゃの。

 

 《[太郎]の【種族】のレベルが上がりましたので[敏捷値]に1が加算されます。残り1をステータスに反映してください》


 ふむ、魔物の場合のレベルは総計で2上がる形じゃな。

 これはなかなか骨が折れるぞい。

 ともあれ、クラスアップすれば伸びが大きくなる可能性もある。

 とくに【位階】というのが気になる。

 聞いたことのないものじゃが、こっちのクラスチェンジに相当するものな気はするし、それに期待じゃな。

 おっと、とりあえず、あげておかんとの。

 

 太郎 スケルトン Lv.2(↑1) 位階Lv.1 使役


 筋力値 4(↑1)

 敏捷値 4(↑1)

 魔力値 2

 知力値 2

 精神値 5

 器用値 4



 とりあえず、目下やられにくいようにしておかんとの。

 攻撃はなんとかあたるようじゃし、フォローをわしがすればよいのじゃからな。

 とりあえず、どんどん行こう。

 エンカウント率も上がってきおるし、気合入れんとな。




 《今回の戦闘勝利により【打撃】のレベルが上がりました》

 

 《今回の戦闘勝利により【片手剣】のレベルが上がりました》


 《今回の戦闘勝利により【識別】のレベルが上がりました》


 《今回の戦闘勝利により【身体強化】のレベルが上がりました》


 《今回の戦闘勝利により【精神強化】のレベルが上がりました》


 《今回の戦闘勝利により【器用強化】のレベルが上がりました》


 《今回の戦闘勝利により【魔力強化】のレベルが上がりました》


 《今回の戦闘勝利により【精密操作】のレベルが上がりました》


 《今回の戦闘勝利により【回避】のレベルが上がりました》


 《今回の戦闘勝利により【職業】[底辺下級悪魔]のレベルが上がりました》


 《今回の戦闘勝利により【種族】のレベルが上がりました》


 《【種族】のレベルが上がりましたのでボーナスポイントが2加算されます》


 《【種族】のレベルが上がりましたので[敏捷値]に1が加算されます。残り2をステータスに反映してください》 

 

 

 とりあえず、続きはありそうじゃがまずはわしからじゃな。

 

 ゲン 底辺下級悪魔 Lv.7(↑1) 魔族Lv.7(↑1) 男性

 ボーナスポイント 17


 筋力値 32(↑1)

 敏捷値 25(↑1)

 魔力値 48

 知力値 45

 精神値 28(↑1)

 器用値 28



 数揃えと筋力地をあげておこうかの。

 では次々。



 《今回の戦闘勝利により[太郎]の【種族】レベルが上がりました》


 《[太郎]の【種族】のレベルが上がりましたので[精神値]に1が加算されます。残り1をステータスに反映してください》


 太郎 スケルトン Lv.3(↑1) 位階Lv.1 使役


 筋力値 5(↑1)

 敏捷値 4

 魔力値 2

 知力値 2

 精神値 6(↑1)

 器用値 4



 むろん筋力値じゃな。死なないようにするのが肝心じゃな。


 とはいえ、こいつは既にスケルトンじゃから死んどるんじゃったか。とすればやられないようにする、が正しいのかの。

 むぅ・・・・・


 まぁ、いい。

 それにしてもほんとうにばかすかレベルが上がるのぉ、ここは。

 というか現状のわしのレベルとか太郎のレベルとか低いのもあるだろうが、ここのダンジョンはレベリングから言ったら10~15相当じゃろうな。

 それを本気で初期のレベル1でクリアしようと思ったら相当にハードじゃな。

 ただ、儂の場合は繰越があるからどうにかなっておる次第じゃし、ちょっとしたずるっぽく思えるのぉ。

 とはいえ、このくらいのボーナスがないとやってられんからな。



 そもそも、理由がよくわからんままにいるんじゃし・・・・



 とりあえず、そろそろ上に終点も間近のようじゃな。

 けっこう走ったような感じじゃし、戦いながら進んでいたような感じで、インターバルは少なめ。。


 其の辺はどうにか回復魔法とドロップした魔骨のかけらでカバーした感じかな。


 

 「おしっと」



 つと、ようやく、出口らしきものが見えた。

 むき出しに出た扉。その向こうには広間のようなものが見える。

 遠目じゃが、ふむ・・・・


 「ビューエクスパンション」


 視野を広げて距離を上げる魔法を使ってちょっと見てみよう。

 

 結果、どうもちょっとした円形ホールのような感じになっておるようじゃな。

 壁にはびっしりと細かい彫刻が施され、ドーム型の屋根に囲われ空は見えないようじゃな。

 そして・・・・



 そこに一体の何かが鎮座している。



 いや、どういうものかは見ればわかる。


 巨大な骸骨があぐらをかいている。

 今は全く動かず、まるで彫像のようにしているが、どうみてもあれ、イベントボスじゃろうな。

 とりあえず、追従戦力はないようじゃが、ボスって総じて仲間を呼ぶ可能性があるから今はいなくても油断はならんな。

 とりあえず、装備系を修復させておくとするかの。



 《今までの行動経験により【錬金術】がレベルアップしました》



 軍の鉄剣がそこそこくたびれておったから魔骨のかけらで回復回復。

 あと、錆びたロングソードもいくつか拾って予備としておるが、うーむ・・・・


 もう一本ある軍の鉄剣は太郎に渡しておこうかの。

 ボス戦で剣が壊れられてやられるのもまずいしの。

 それにこの鉄剣なら多少防備はだいじょうぶじゃろうし、小盾もある。

 あと、補助魔法をかけてやってフォローすればよいわぃ。


 とにかく長期戦は覚悟しておかんといけないからな。


 

 

 では、門の傍まで歩いて・・・・・



 ふむ、傍まで歩いたがすぐ前のホール内にいる骸骨には反応はない。

 どうやら、中に入らんと動かんのかもしれん。

 とはいえ、全く動かずに素通りできる可能性もなくはないが限りなく低いじゃろうな。

 これ見よがしにあるわけじゃし。



 よし!


 補助魔法は戦闘にならんと効果はないが、かけられんはわけではないし、戦闘になれば効果が現れる。

 じゃから、今までは出会い頭もあれば節約の意味もあったが、こうしているとわかっているボス相手ならしっかり使って先制させてもらうからな

 とりあえず、補助魔法をかけて大きく爆撃。

 この順で。


 「エンシェントファイア」 

 「エンシェントウィンド」

 「エンシェントライト」

 

 まずは自分にかけて。

 次に太郎にも、


 「エンシェントファイア」 

 「エンシェントウィンド」


 太郎は魔法は使わんし、エンシェントライトは使わんでおこう。

 では、エクスプロージョンの詠唱をばして、いざ!




 ざっと、門をくぐる。

 その瞬間、空気が変わった。

 そして、儂と太郎が門をくぐり抜けた瞬間、後ろの門が下から扉が一気にせり上がり、わしらは円形ホールに閉じ込められたわけじゃな。


 やはり、イベントボス戦か。


 


 ゴゴゴゴゴ・・・・



 目の前の骸骨が動き出し、ゆっくりと立ち上がった。

 そやつが両腕を腹の前で交差するようにして腰から巨大な剣の柄を握り締める。

 よくみれば、腰には巨大な剣が抜身で下がっておる。

 


 キン!



 持った二本の剣が交差した時に鳴った剣の音は錆びた音ではない甲高い金属音でホール内に轟きわたった。


 

 「ガァァァァァ!!!!!」


 腰を落とし威嚇するように一声吠える。

 そして、眼窩に赤い光を灯した。

 

 立ち上がるとでかいのぉ。

 儂の優に5倍はある。

 スケルトンじゃからスマートな感じに見えるが、なかなかどうしてすらりとした巨人に見える。

 いや、元巨人か?

  

 【識別】で見よう。どういうやつじゃ?興味ある。



  グレータースケルトンガーディアン ??? アンデット

  ??? ??? ??? ???



 えーと、いろいろ見えないんじゃが・・・・


 まずい、相当格上じゃ。

 こっちは手持ちの札を一気に使わんと死ぬ!


 「エクスプロージョン!!!」


 思わず、大声で魔法スキルを発動した。

 気合を入れて、現在の高威力で一気にダメージを与えようとした。

 エンシェントライトを使ったから多少威力の向上はあったかと思うが・・・・


 おし、エフェクトにやけどの効果がある!・・・・って、ああ、すぐ消えた。

 それに相手のHPも識別して見ることができるが・・・・一割強減らしたに留まっておる。

 うわ、なんじゃこれは。

 かなり頑健じゃ!。


 骨のくせに。

 

 それにわずかずつ、回復もしとる。

 厄介なことこの上ない!

 

 「太郎、牽制しろ」


 しっかりせんと一撃死もありえる。

 


 がんばらにゃな!!!


~~~~~~~~~~~~


 (現時点のステータス)


 ゲン 底辺下級悪魔 Lv.7(↑1) 魔族Lv.7(↑1) 男性

 ボーナスポイント 17


 筋力値 32(↑1)

 敏捷値 25(↑1)

 魔力値 48

 知力値 45

 精神値 28(↑1)

 器用値 28


 スキル

 魔法操作Lv.32 打撃Lv.8(↑1) ☆蹴りLv.2(↑1) 片手剣Lv.8(↑2) 杖Lv.23 火魔法Lv.33(↑2) 水魔法Lv.2 土魔法Lv.1 風魔法Lv.32(↑2) 光魔法Lv.28 闇魔法Lv.2 識別Lv.8(↑2) 解体Lv.4(↑1) 鑑定Lv.5(↑1) 木工Lv.1 身体強化Lv.9(↑2) 精神強化Lv.6(↑1) 器用強化Lv.8(↑2) 魔力強化Lv.8(↑2) 錬金術Lv.3 ダッシュLv.25(↑2) 精密操作Lv.7(↑1) 薬師Lv.31 ガラス工Lv.31 顕現Lv.1 魔法耐性Lv.2 回避Lv.8(↑2) ☆使役Lv.1


 武器スキル

 二連 マジックフォートレス スペルフォートレス テクニカルアタック ☆スラッシュ 


 魔法スキル

 ファイアーアロー ファイアーボール エンシェントファイア フレイム ☆エクスロージョン ☆フレイムウォール クリエイトウォーター クリエイトアース ライト ルミネセンス エンシェントライト ビューエクスパンション イリュージョン ブリーズ ウィンドカーテン エンシェントウィンド ウィンドアロー フライ ウィンドバインド ウィンドヒール ダーク・アイ


 武器装備

 E:[軍の鉄剣]  (Side spare [軍の鉄剣]×1 [錆びたロングソード]×1)


 防具装備

 E:[継承者のローブ]  E:[契約の指輪]


 所持品

 ポケット [魔力回復薬]×1 収納内:[魔力回復薬]×8 [体力回復薬]×7 [囚人服:最上位]×1 [魔骨のかけら]×3 [錆びたロングソード]×1 [錆びた小盾]×1 




 使役モンスター




 太郎 スケルトン Lv.3(↑2) 位階Lv.1 使役


 筋力値 5(↑2)

 敏捷値 4(↑1)

 魔力値 2

 知力値 2

 精神値 6(↑1)

 器用値 4


 スキル

 片手剣 小盾 軽鎧 耐熱 耐寒  



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