プロローグ 神様は外国人・・・・・・っていうのはどうだっていいや
はじめまして。
処女作で駄文その上ご都合主義となっております。
それでもよろしければご愛読よろしくお願いします。
自分は遠崎朱音。
まず、その一人称は何かって?
男か女か分からない?
まず一人称についてだが、これはもう今までの癖なんでどうにもならない。
男か女かだが・・・・・自分は列記とした男だ!
分かりにくくて悪かったな畜生っ!
こんな一人称が『自分』ってことと身長が190cmを超えているという事以外特に特徴のない高校生だ。
ルックスぅ・・・・?
人からは何も言われないし、自分も特に何も思わない。
だから、まあ普通ってことでいいんじゃないか?
自分はいつも高校に通って学校を終え寝る。
そんな生活が大好きなのさ。
「そろそろいいかな?」
うん。
なぞの声乱入!
っていうか、自分がこうやって回想している間もずっといたんだけど。
「そろそろ現実逃避はやめたら?」
「畜生っ!」
今自分の目の前には自称神の少女がいる。
「自称じゃないけどね。」
いちいち人の考えを覗くな!
「まあ、神だから。」
はいはいそうですか・・・。
あ、そういえばもう一つだけ特徴があった。
ぶっちゃけ、自分かなりオタク入ってます。
部屋の中はラノベでいっぱい。
アニメのDVDは好きなものについては全巻そろってる。
あとは、・・・・ファンブックにゲーム・・・その他もろもろ。
説明してたらきりがない。
あっ!でもフィギュアにだけは手を出してないよ?
それに手を出してしまったら、もう二度と戻れない気がする・・・・たぶん。
「お前いい加減にしろよ・・・・?」
神様の後ろに般若が見えるっ!
怖いっ!
ごめんなさい!
っていうか口調が変わりすぎだろ!
「あぁ?」
すみません・・・・・。
なぜ俺がこんなにおびえているかというと・・・・・。
こう見えて自分・・・・・・天井付近に逆さまに浮いてます。
正直こうされたときにこのお方は本当に神様なんだなぁ~とか思った。
「で、その神様が何の用でしょうか?」
「何か皮肉じみた言い方だね・・・・?」
また般若っ!?
「ごめんなさい!」
ちなみに今は深夜二時半だ。
本当は最初にたたき起こされたときは機嫌がめちゃくちゃ悪かった。
怖くて何も出来なかったけど。
自分はもう寝たいんだよ・・・?
寝かせてよ・・・・・ね?
「うん。それは出来ない。」
にこにこしながら否定されたぁ!
この神ほんとに神なのか!?
さっきから適当すぎるっ!
え?般若?
ちょっ!やめて!
この高さからの脳天ダイブだけは勘弁して!
「死に腐れぇぇぇぇぇぇぇえ!!」
「ぎゃあぁぁぁぁぁあ!」
そのまま、何も起きなかった。
ふと目をあけると残り5㎝までに近づいた床があった。
「危ねぇ!」
「余計な事は言わない。いいね?」
「はい・・・・。」
自分の意志は無理矢理捻じ曲げられた。
「何のためにいらっしゃったのですか?」
「君にはこの世界から旅立ってもらおうと思って。」
・・・・・・は?
今なんと?
「だから、君にはこの世界から旅立ってもらおうと思ったんだって。」
えぇ~?
やだなぁ~。
「だから、拒否は無理だって。」
なんで?
「この世界に残っても君を覚えてる人はいないから!」
すげぇ楽しそうな顔でぜんぜん面白くない事言ってるよ!
今の発言に込められた攻撃力を知ってるのかなこの神!
「うん。知ってるよ。」
知っててやってたんだ。
すごくSなんだな。
自分はMじゃないから関係ないけどさ。
「続けるよ。」
「はあ・・・・?」
「君が向かう世界には、まあファンタジーの要素を含むものがいっぱい。」
すげぇ端折った!?
「よって、君には能力をあげちゃうよ~?」
やったぁ!
まず存在消される時点でうれしくないけどね。
「何を付けるか考えるの面倒だから、この部屋にあるものに出てくる能力全部ってことで。」
そして面倒臭がり屋!
なんて神!
「とりあえず、荷物をまとめて。」
「鞄ねぇけど・・・・。」
「ポケットを四次元にすればいい。」
それは、ドラえ〇ん。
うーん。あれは袋か。
「えぇ~?」
「はやくしなよ・・・・・。」
はい。
急いで荷造りを終える自分。
あれっ?
おかしいな。
自分の不甲斐なさに目から汗が出てきたよ。
「終わった。」
「じゃあ早速行って貰おうかな?」
何もなくなった部屋の床に黒っぽい円陣が出現。
あっ!これ見た事ある!
魔法陣って言うやつだよね!
そこで後ろから突き飛ばされた。
そして魔法陣によって作り出された穴に落ちた。
定期更新ではないと思いますが最低2週間に1回は更新したいと思っております。
いろいろありますゆえ更新速度が落ちてしまったときもご勘弁を。