見習い神様 01 試験中
シリーズ登録のためかなり短いまま投稿。
あなたは神様を信じますか?
「ふぁああ〜っ・・・」
大きなあくびをして歩く。毎日あくびをしているわけではない。今日はたまたま寝不足なだけなのだ。と言ってもどうでもいいことだ。
そんなことよりも、あなたは神様を信じますか?とはじまり、わかるだろう。そう、おれは神様だ!
え?わからなかったって?普通わかるだろこんな王道。わかんねーやつは本を読んでねーやつだな。まあ、実際は違うんだけどさ。
ん?なら、わからないほうが普通だって?いや、もうそんなことどーでもいいよ。
それじゃあ、パターン化されてる主人公紹介ってやつを始めるか。
主人公はおれ。見ての通り男子学生。以上。
え?少なすぎ?しょうがないな〜。おれの名前は神路勇人。おれの父が神様という特殊な家系に生まれ、神様見習いという立場にある。よく伝えられている宗教的な神とは違い人と同じとこで過ごし、同じ姿形をしているという親しみやすい神様だ。することは同じく、届いた願いをかなえること。だがその時にいろいろと問題があり、見習い期間としてある程度すごし、試験を受けなければいけないのである。そう、おれは今見習いとしての試験を受けている最中である。試験中なのになぜ、のんびりと登校しているのかというと、試験は無期限の実施だからだ。きめられた道具で露店を出し、その道具を引き寄せられたものに渡し、願いをかなえる。そして、その経過を見て、結果を確認し記録を取る。その繰り返しだ。
そして、今は経過を見ているところだ。学校に登校しているのもそのためだ。クリスマスの公園で始めてから二人目の客が同じ学校の学生ということで、日頃、代わりを置いてさぼりがちだったおれは久々に登校しているのだ。といっても、授業に出るわけではないので、代わりを置くことは変わりないがな。
対象はいつもとかわりなしっと。
こう変わりないと何かしたくなってくる。
だが、我慢しなければいけない。なぜなら、影響がありすぎて狂わせてしまうからだ。
ああ、ほんとにつまらない。何か起こらないかなぁ…あの子が転校生として来た時くらいのサプライズが…
この話は、読んでわかるように「優」に出てきたなぞの露店商人が主人公として進められます。
まあ、シリーズ登録したいがために今投稿したので更新するかどうかは分かりません。
というか、「優」が進まないとこっちも進まないからしばらくは更新なしだな。