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        6 召喚聖女

 召喚聖女マリエールは魔王討伐を命令される。この魔王は何か変だと感じる。

          6  召喚聖女



 召喚聖女は、別人格を作って良かったと思う。マリエも転生マリエールも自分の人生を歩いている。転生マリエールが患者の欠損を治して泣いてしまったのが判り貰い泣きしてしまった。3人とも私なんだと改めて思う。

 私が召喚された話しをしよう。治療中いきなり召喚された。大きな部屋で何人もの魔法使いが召喚の儀式をしていたのが判る。王子風のイケメンが、

「ようこそ我が国へ。召喚聖女としてお呼びしました。私と共にこの国を救ってください。」

この時点で能力が格段に上がったのは判った。姿がマリエールのままで良かったと思う。転生みたいに別人になるわけではない。しかし10年近く過ごした土地から引き離された怒りはある。

「無理矢理拐って於いて、助けくれってむしのいい話しね。どうして召喚したのかあたりから聞かせて貰えるかしら。」

王子にマリエールの不機嫌さが伝わったようだ。聖女が討伐を拒否して時の王朝が滅亡した例もある。王子は対応間違えるととんでもないことになると思い丁重に言葉を選んだ。

「もちろんそのために学者共を呼んでおります。でも先にこの国の御召し物にお着替え下さい。それから説明點せさせて頂きます。」

メイドに連れられ着替えをし身繕いをして会場に向かった。衣装は

前住んでいた世界と同じだ。入室すると王子と4人の学者がいた。学者が召喚の理由から述べ始めた。

「召喚の魔法でしか回復魔法と殲滅の魔法を持った聖女が得られないのです。大変なご迷惑と存じますが、召喚は能力を高めるものです。」

マリエールにはため息しかで出ない。

「私の国では国の貴族から聖女が選ばれます。そのため私の国では

幼い時から魔法の学習が盛んで私はもとより回復魔法も殲滅魔法も使えます。国の方針、貴族としての誇り故と存じます。召喚は能力を高めるとおっしゃいますが、高めてもなお修得出来ない方がいたのではないですか。それより自分の国で何とかする努力が大事だと思いますが。」

当たっているらしい。無能聖女のせいで滅んだ王朝も少なくないようだ。

 それ対する返答もなく学者達は淡々と魔王のこと討伐のこと現況を述べた。ただ話しを聞いていた。面白いことは魔王は念話が使えるらしい。ドラゴンにも使えるものがいる。

 魔王討伐の日が来た。私は予め魔王にあった。念話で話した。魔王ではなかった。本当の魔王は数千年一度起こる大震災ことで勇者や聖女はそれを乗り越えるシンボルだったのが、儀式化して更に国が作り話しをでっち上げそのために魔獣を凶暴化させて魔王を作り上げた。魔王役の魔獣の分身体を作り本物は逃がした。いよいよ明日は魔王と対決と言う日前日、王子に打ち明けた。しばらく流れに乗りおり見て国王や関係者を糾弾することした。

 魔王討伐は無事終わり、糾弾を始めた。中心は軍の暗部が行った。証拠書類や証拠品も直ぐ集まった。ある日国王に謁見した。証拠書類や証拠品を見て国王は号泣を始めた。国王は、

「もはや私は国王で居られぬ。そなたに王位譲る。」

かくして15歳の王子は単身のまま王位を譲られたが、国王となった王子はマリエールにプロポーズした。時間が欲しいとマリエールは言った。一ヶ月の猶予期間を貰い時空を超える魔法で別人格を作った。マリエールはプロポーズを受けた。

 マリエールは全てを王子に打ち明けた。証拠を集め国王を糾弾して、王子が国王となる。国王からプロポーズがあり、時空を超える魔法で別人格を作った上でプロポーズを受ける。

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