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       5 転生マリエール

 マリエールは突然マリエの部屋に送り込まれた。ほとんどマリエールに関係ない話しだ。唯一能力が向上することはうれしい。

         5  転生マリエール



 いきなり別世界に移され驚くいた。転生の時は周りが大きく揺れたのは判ったからしかがないことと思っている。生きている世界で

精一杯やっている。王子が落下転倒した場に居合わせ、回復魔法で治療して御典医をしていた時期もある。医療用品を揃える内に創生魔法に目覚めた。王妃様の出産に立ち会い。回復魔法も併用しながら無事成功した。その子の成長を見守りながら、病院の開設を国王に願った。その頃にはアンドロイドの作成も出来、複製魔法も出来たので、人手、医療用品は心配なくなった。始めは貴族の往診から始めたが、敷地を広げ傷病人とその付き添いに限り病院に入る許可が出て、冒険者や一般市民も訪れた。

 創生魔法複製魔法により医療用品以外の物も出来、始めは貴族や王族に販売した。病院の市民区域側の場所も買い取り店舗が出来た。貴族も市民も入れる場所になった。産業事業の担い手となり。貧民を中心に就労の場を提供した。アンドロイドも作り精神を共有化して命令しなくてもやるべきことを理解して人々を指導出来る存在にした。王城の上下水道工事は王族貴族を震撼させた。自分の屋敷にも設置して欲しいという依頼が殺到する。

 マリエール本人は医療現場だ。貴族も市民も医療を必要とするものに医療を提供する。怪我が多い。冒険者の治療の場のような場所もある。私の回復魔法では欠損は治らない。目の前の患者も冒険者で右手が欠損している。ただ回復魔法で傷口を塞ぐだけだ。包帯を巻く。治療が終わった。

 患者に退出を即すタイミングで世界が変わった。目の前に私がいる。正確には転生前の自分だ。随分経ったからこんな顔だったかなと思う程度だが。もう一人私が年齢を重ねたような姿をした女性がいる。この女性が転生や召喚をしない別人格作り集めたのだそうだ。私が召喚され聖女になったのが彼女のようだ。召喚され能力が増して、時空を超える魔法を手に入れたそうだ。転生や召喚自体を無くすことは出来ない。ただ転生や召喚を受けなかった別人格を作っただけだ。3人は同じ人間だから能力も一緒になる。実際使えるのは時間がかかるらしいが。すると私の能力も上がる。欠損をなくす回復魔法が使える。マリエールは叫ぶ、

「あなたが私の前世であなたが私の後世なのね。能力は同じになるのね。」

召喚聖女マリエールは、馬鹿を見るような目で私を見る。私は相手にされてないようだ。召喚聖女マリエールは転生前のマリエに声を掛けたり援助して来た。しかし転生マリエールは召喚前に別人格を与えられここに連れて来られただけだ。ありがたみも何もない。一応私にも話されているようだが耳に入って来ない。能力共有化の魔法で魔法が増大したこと判った。まだくどくど召喚聖女マリエールは喋るが私は聞いてない。早く戻りたいだけだ。

 やっと終わり欠損した患者の前に立っていた。患者の目は虚ろだ。欠損が回復魔法で治るかも知れないという一縷の望みが絶たれのだ。私は包帯を外し始めた。周りは訝しげだ。包帯を外し終わると回復魔法を放った。欠損が治った。マリエールは患者さんに抱き付いた。涙が溢れたがマリエールのものか患者のものか判らない。周りから歓声が上がった。

 マリエールは欠損患者の前に戻った。マリエールは患者の包帯を外しす。回復魔法を掛ける。欠損は治る。マリエールは患者に抱きつく。

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