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物語のつづき~女神様に会いに~

 女の子は愛するカエル辺境伯の呪いを解く為に、女神に会いにいくことにしました。

 もうそれしか方法はなかったのです。

 けれどもその道乗りはあまりにも険しいものでした。

 女神が住む山の麓まではドラゴンを飛ばすことが出来ましたが。

 そこから先は彼女一人で登らなければなりませんでした。

 女神に会うためには、誰の力も借りずに山を登らなければなりません。

 人や動物の力を借りて会いに行こうとしたら、努力をしていないと見なされ、永遠に山をさまよう罰が与えられてしまうのです。

 ドラゴンには麓で待って貰い、女の子は山を登り始めました。

 女神が住む山は最初はごつごつした岩の道が続きました。

 当然、舗装はされておらず、尖った石が女の子の足を容赦なく傷つけることもありました。

 まだ夜の山道は真っ暗で女の子が持っているランプの光だけが頼りでした。

 岩山が終わると次は鬱蒼とした雑木林が立ちはだかります。

 道は獣道だけ。

 女の子の気配に気づいた魔物が襲ってきます。

 虎によく似た魔物ですが、身体の色は縞模様ではなく真っ黒でした。

 舌なめずりをしてから魔物は牙を剥き女の子に襲いかかってきました。

 女の子は手に持っていたビー玉のような玉を投げつけました。

 玉は魔物にぶつかると爆発をしました。

 爆発のショックで気絶している間に、女の子は先に進みます。

 身体は恐怖のあまりガタガタ震えていました。

 この先もこんな魔物が出てくるのかと思うと不安で仕方がありません。

 それでも先へ進むしかありませんでした。



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