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秋の桜子詩集

さむいのがやってきた

作者: 秋の桜子

 さむいのが やってきた


 足元に やってきた


 しんしん 冷え冷え


 さむいのが 足元から のぼってくる



 さむいのが やってきた


 手の先 指先に やってきた


 ひやひや ひやひや 手のひらおおう


 さむいのが 指先しびれる つめたい空気



 さむいのが やってきた


 首をすくめる 風が吹く


 遠く離れた 北の大地が 雪との 予報


 空はつながる つめたい 寒気の おこぼれが


 ここの地も 来る きっと来る


 なぜなら 外吹く風の香りが 冬のにおいになったから


 すうっと 吸い込むと 鼻に ツンと薄荷のような


 澄んだ香りがする風が ざわと吹いている




 こんな日は お前と こたつでぬくぬく してたいけれど

 

 人間働かなくては おまんま食べていけんのよ


 お前の おやつも 買わなきゃならん


 可愛い かわいい チワワ様 お前はすでに


 冬場の ハウス こたつの中で 腹見せ大の字


 ぬくぬく ぬくぬく パラダイス


 おい! せめてご主人様が 行ってきますと言ったなら


 ワンワン!鳴き声出して こたつから出て


 見送れよー!




 









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