疲れた時に食べる物
突然ですが、疲れた時に欲しくなる食べ物ってなんですか?
糖質制限を始める前の私は、「甘いもの」でした。
チョコレート、ケーキ、アイス、菓子パン……仕事で疲れた日は、帰り道にコンビニに寄り道して、甘いものが置いてある棚に直行していました。
しかし、糖質制限を始めてからというもの、これが変わりました。
「なんか今日疲れたなあ……」と思った時に思い浮かぶ物が、甘いものじゃなくなったのです。
なんと思い浮かぶようになったのは、「お肉」か「魚」、または「卵」。
特に肉はヤバいですね。高頻度です。
仕事中、疲れたなあと思ったら、家に帰って、フライパンで豚肉を焼いて、焼き肉のたれをかけて食べている自分を思い浮かべてしまいます。コンビニには行きません。だって、精肉置いてないし……
特に意識して甘いものを我慢しているわけではないのです。
確かに糖質制限を始めてからしばらくは、これまで食べていた甘いものの中でも糖質の高いものは避けてきました。
その代わり、糖質制限の専門家たちが食べても大丈夫だよと言ってくれている、カカオ成分の高いチョコレートや、糖質offの製菓を食べていました。
私の場合、糖質制限を続けている理由が、一話目にも書いた通り、質の良い睡眠をとるためです。
今日くらいいいか……と糖質高めの食事をとった日には(特に夕食に)、寝つきが非常に悪くなり、朝起きてもすっきりとしません。それを体感してからというもの、正直、糖質の高いものを食べることが怖くなりました。少なくとも、夕飯以降は絶対に口にしないようにしようと決めています。
全ては、ぐっすりと眠るため。明日の朝、気持ちよく起きるためです。
子供の頃から寝つきの悪かった私にとって、糖質制限で得られた快眠は、甘いものよりもはるかに「良いもの」なのです。
なので、甘いものを食べないようにすることは、それほど苦ではありませんでした。
そして、「疲れた時は甘いもの」から、「疲れた時は肉」という思考に変わってしまったせいで、今ではほとんどお菓子類を買いません。買ってもカカオ成分の高いチョコレートくらいです。
子供の頃から甘いものを手放せなかった自分を知っているので、正直、この変化には驚きました。
糖質制限を始める前は、糖質off製品の中でも「甘いもの」を特に調べまくっていたのですが、役に立ったのは本当にひと時だけでした。