炭水化物は重く、魚、肉、卵は軽い
便の話を含みます。
あまり読みたくないという方は、ご注意ください。
糖質制限を続けている私ですが、時々糖質過多な日を過ごすこともあります。
先月のお盆休みがそうでした。
外出先での食事で、食べる物がお米つきになってしまう事が数日続いたのですが、その食事をした夜から朝にかけて、私はお腹の苦しみに襲われました。
苦しみと言っても、「なんかお腹が重たいなあ……」という程度なんですが、睡眠をかすかに邪魔されるという不快なものでもありました。
朝起きて、いつものようにトイレを済ませましたが、驚きました。
便の量が、いつもよりも多く、かつ便の長さがだらだらと長く続いていたからです。
何の話だと思われるかもしれませんが、私はこの日、食物繊維の威力を見たと感じました。
便秘には食物繊維だとよく言われます。
「便の嵩を増やして、便秘を改善する」、と知識ではわかっていたのですが、それを実感したのはこの時が初めてでした。
糖質制限を始めて、炭水化物をあまりとらなくなってからというもの、便の量が以前より少なくなっていたことは感じていました。
しばらく便秘に悩まされた後、改善し、これまで快便が続いていたおかげで、もうあまり気にならなくなっていたのですが、今回、「やっぱり、炭水化物を取らないと量が少なるなるんだ」と実感しました。
そして、炭水化物が作り出す便の量もはっきりと、確認することができました。
今回、私が食べたのはただの白米ではなく麦ご飯だったのも、その威力を感じる一因だったと思います。
炭水化物は、やはり便の嵩を増やすにはとてもいい食材なのです。
しかし、そこで思ったことがあります。
確かに、便秘の解消には良い食べ物ではあるけれど、同時に内蔵には負担をかける食べ物なのではないだろうか、ということです。
上記した通り、麦ご飯を食べた日の夜から朝にかけて、私はお腹の重さに少々不快な気分を味わいました。
たっぷりと便が作られていたのだから、その不快感も頷けます。
糖質を制限している日々よりも、ちょっとばかし腸の中身が重くなっているのですからね。
昔、お米を三食食べていたころは、この重さには慣れっこだったという事なのでしょう。お腹の重みで不快感を味わう事はほとんどありませんでしたから。
しかし、糖質制限を一年以上続けた私の体には、麦ごはん一杯分の炭水化物の量ですら、不快に感じるほどでした。
糖質制限を始めてから、だんだんと自分の胃が小さくなっているのではないかと感じていました。
昔より食べられなくなっていたのがその理由です。
年のせいかなとも思っていたのですが、この経験から、炭水化物を取らなくなったせいだとはっきりわかりました。
炭水化物は内臓に、重さという意味で、かなりの負担をかける食べ物なのではないでしょうか?
お肉や魚、卵は軽いんです。
お米類はやはり、重いと感じています。
体から排出される便の量で、それがはっきりとわかりました。
そこで、話しは変わりますが、インナーマッスルを鍛える腹式呼吸法をご存知ですか?
私は美尻トレーニング関係の本に一時期はまっていたことがあり、その中に加齢で垂れてしまった内臓の筋肉を鍛えて、体のたるみを引き上げようと書かれていました。
今回の、麦ごはんでの経験で、私はこのことを思いだしました。
内臓の筋肉が垂れてしまうのは、果たして加齢のせいだけだろうか?と思ったのです。
重いという意味では、炭水化物を食べ続けることも、この「垂れる」という結果に繋がりやすくなるのではないかと思いました。
しかし、糖質制限を続けている私の体に、何か変化が起きたのかというと、そんなことは無く、相変わらずお尻は垂れています。(美尻トレも途中で止めてしまったので)
今回は何のオチも無く終わりますが、果たしてこの考えは正しいのか、間違っているのか、美尻トレを再開して様子を見ようと思っています。