糖質制限をはじめて起きた体の変化
糖質制限を始めて、色々と体に変化が起きました。
以前にも書きましたが、一番大きな変化が睡眠です。寝つきが異様に良くなりました。
子供の頃から、寝付くのに30分から1時間ほどかかることに悩まされてきた私にとっては驚く変化でした。
次に、体全体の皮膚が変化しました。
全体的に強くなったような気がします。
特に口の中。昔から口内炎がよくできていたのですが、それが無くなりました。
糖質制限を始めてからこれまで、口内炎ができたのは一回だけ。
しかもすっごく小さい奴で、すぐに治りました。
原因は爪楊枝を突き刺してしまったことで、やっちまったなと思った割に軽傷でした。昔なら、もっと大きくなって、完治に週単位で時間がかかっていたのに!
そして、お正月くらいから気になっていたのですが、糖質が高いものを食べると、とある現象が起きるようになりました。
何かというと、口の中がべとべとしてくるのです。
せっかくのお正月なので、食べ過ぎない程度に糖質の高いと言われているミカンを口にしました。
昔なら、お正月は手が黄色になるほどミカンを食べ続けていましたが、今年のお正月は無理でした。
二つほど食べると、もう、口の中が甘味でべとべとしてきて、それが不快で仕方なかったのです。
「ええ?なにこれ、気持ち悪いなあ……」と感じ、それ以上ミカンは食べられませんでした。
それ以降も、糖質の高めもの(主に駄菓子系ですが)を食べると同じことが起きます。
おそらく、糖質制限を始める前も起こっていたのだと思いますが、それに気づいていなかったのだと思います。
このべとべとはお茶を少し飲んでも治りません。
ず~っと口の中に不快なべとべとが張り付いている状態です。
そこで、気づいたこともあります。
このべとべとが、糖質を食べ続けようとする原因なのかもしれない、と。
このべとべとは何とかして落したいというくらい不快です。私はお茶を飲み続けましたが、実はお茶を飲みながら頭の片隅でこう思っていました。
「もっと甘いものを食べれば口の中のべとべとは気にならなくなる。食べ続ければいい」
自分でそう思いついて、ぞっとしました。
口の中のべとべとを緩和できるもので、すぐ思いつくのは、このべとべとを作ったお菓子だったんですね。
意味が分からないと思われる人がいるかもしれません。
辛いものとか、苦いものを食べればいいんじゃない?と思われるかもしれません。
でも、手近にあるもの、食べやすいもの、口に入れたいものを考えると、そうなってしまうんです。
そして、結局、糖質を食べ続けるというサイクルができてしまうんではないかと思います。
某お菓子のキャッチコピーに「やめられない、とまらない」ってありますよね。
それって、この事が原因じゃないかって思うんです。
糖質制限をはじめて、口の中の不快に気づきましたが、糖質を食べ続けていたころの私は、この感覚が鈍っていたのだと思います。
鈍いなりにも不快感を感じ、それを何とかしようとして、甘いものを食べ続けていた、止められなかったのだと思っています。そして、糖質の依存性に負けて、「太るなあ」と思いながらも食べ続けるという負のサイクルに陥っていたのだと思います。
加齢のせいで、味覚が変化したんじゃないの?とも思いました。
でも、私は糖質が原因ではないかと感じています。
正直、勘です。
理詰めで考え抜いたわけではないです。
しかし、糖質制限で、体のあちこちが変化していくのを実感していく中で、そう感じました。
同じ経験をした方、いたら教えてください。