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マイルドであろうと依存性物質って怖いよね

依存症ってありますよね。

食べてみた時、吸ってみた時、その行為の幸福感が忘れられず、何度も繰り返してしまうというアレです。

麻薬、コカイン、たばこ、お酒、コーヒー。

ギャンブルや買い物なんかも、その行為で脳内麻薬が出てきちゃって、依存症になるというものもありますね。


今回は、体内に取り込む系でお話ししたいと思います。

私は糖質制限を始めてみて、やはり、糖質である炭水化物や甘いものを欲するという感情も、依存症の一つなんだなあと、実感しました。

そして、植物って怖いなあ……と。

化学合成されたもの以外の麻薬系は全部植物だし、たばこも植物だし、お酒の原材料も植物だし、コーヒーも植物ですよね。糖質も植物です。

逆に肉とか乳製品系の中毒ってあったかな?と考えた時、私は思いつきませんでした。

もしかしたらあるのかもしれません。

ですが、植物由来の依存症って、本当に多いですね。


以下は、私の考えです。

それ、間違ってるよという方、ご指摘ください。

植物は自分では移動できず、種をあらゆる手段で飛ばして子孫を残して、自分たちの生きる領土を拡大していきますよね。

そのために、動ける動物を利用したりもします。

おいしい果実に種を忍ばせて遠くまで運ばせたりとか、人間にとって依存性のある物質を出して、「これがなきゃダメ!」って思わせて、その植物専用の住居である「畑」や「田んぼ」や植栽地を作り出させたりとか……

↑↑被害妄想的な考えになってしまいました。

たまたま人間が依存しやすそうなものを出していた植物がいて、人間に偶然発見されて、そのせいでこれだけ子孫を広げたっていう事だとも思うんですが、糖質の怖さというものを実感してからは、どうしても「怖いなあ……」という感覚が消えません。

だって、絶対に絶滅しませんよね、小麦と米、ジャガイモ。

彼らは、人間を味方につけて、もう、人間が絶滅するまでは、未来永劫子孫繁栄を約束されているようなものです。

人間の「主食」と呼ばれているんですから。


何が言いたいかといいますと、お腹がいっぱいなのに、甘いものに手を出したくなるのはその人のせいじゃないってことです。

糖質制限をはじめて、自分の体の事がようやくわかりはじめて、気づきました。

「お腹がいっぱいなのに、甘いものは欲しくなるっておかしくない?肉や魚を欲しくなることは無いのに、どうして甘いものは欲しくなるの?別腹って言葉もおかしいよね?お腹はいっぱいなんだよ。人間には胃は一個しかないんだよ。じゃあ、どうして別腹なんて言葉ができたかというと、やっぱり、脳が変な反応しているせいじゃない?依存症の症状と一緒だよね、これ」

という事を、ひしひしと感じているのです。

ストレスが原因という事もあるでしょう。

しかし、ストレスから逃れるために夜中に甘いものを食べまくっても、次の日に胃もたれして、その日の体調が悪くなり、またストレス……という負のスパイラルに陥るだけです。


炭水化物や甘いものには依存症があるという知識と実感は、私を助けてくれました。

知っているのと知らないのは全然違います、そして、実体験したことで得た理解は強いです。

特に、子供がそう。

私は子供の頃から、炭水化物と甘いものは別腹のように感じていました。

主に菓子パンですね。食べても食べても欲しくなる。

親はそれを見て、それならばと、家の台所には菓子パンの袋、甘いお菓子が沢山ありました。

今考えると、「ちょっとおかしいと思ってよ!」と叫びたくなります。

子供の頃は中毒のあるものを自分で制御はできません。自分の感情のまま食べます。年頃になって、太ってきたおかげで制御することを覚えましたが、糖質のおいしさが染みついたおかげで、夜寝付けない、落ち着きがないし、授業中はぼんやりしてるしと、困ったことだらけでした。

そして、それは全部、自分の意思が弱いせいだと、自分を責める方向に向かいます。

今考えるとあまりにアホらしい状況でした。


私は糖質が悪いと言いたいわけではありません。

中には糖質を沢山食べても平気な子供もいるでしょう。

ですが、そうではない私のような子供もいると思うんです。

そういうときに、糖質はマイルドドラックといわれる依存してしまうものなんだ、という知識は必要だと思うんです。特に、親や学校の先生や、厚生省とかに。


糖質制限をダイエットの手法として用いることが今は主流ですが、私は健全な体と心を育てるためにも必要だと感じています。




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