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やってみた。初日から、成果が!?

私が糖質制限について知ったのは、とある本との出会いでした。

糖質制限を、妊娠時の血糖値のコントロール対策として実施されている、産婦人科医のお医者さんの本です。とても読みやすく、わかりやすく、そして、これ本当か?と思うほど結果が出ているやり方でした。


私の家系は糖尿病患者が良く出ているので、糖尿病への対策は大切だと、子供の頃から感じていました。

そして、糖質制限は、この糖尿病と戦うために必要なものだという事が、この本を読んで感じたため、「よし、それじゃあやってみるか」と、実験気分で始めました。

 ちなみに、私はまだ糖尿病にはかかっておらず、毎年の健康診断でも特に問題はありませんでした。(血液検査はしていませんでしたので、どこまで大丈夫だったかはわかりませんが……)


 糖質制限のやり方で、推奨されている者が何種類かあり、私は一番緩い糖質制限をやってみようと始めました。

 摂取した糖質を細かく計算するのは面倒なので、「夜ご飯だけお米や糖質の多いものを抜く」ということをやってみました。

 私はお米大好き人間で、三食米が普通の生活でした。

 始めるときは、「大丈夫かなあ?」と、ちょっと、不安でした。始めるなら、すぐにやめてしまわず、最低三カ月は様子を見ようと考えていたので、朝昼晩米抜きはきついから、夜だけの緩々糖質制限にしようと決めていました。

 そして、初日。

 晩御飯にお米を抜いて、普段あまり食べていなかったお肉をたっぷり食べて、チーズも食べて、30回以上噛んだ方が良いという情報通りに、たっぷり噛んで食事を終えました。

 満腹感はあり、「あ、これならいけそう」と感じました。

 はっきり言って、初日から、なにか体調に変化が起こるなんてことは、微塵も思っていませんでした。


 しかし、これが、起きたんです!


 私は子供の頃から寝つきが悪い事に悩んでいました。

 もう、大人になりましたが、この悩みはもう、悩みではなく、「仕方のない事」として割り切るしかないという精神状態になっていました。

 一時間眠れず、布団の中でごろごろしている事は、よくある事で、本当に時々、すんなりと眠りにつけると、宝くじが当たったような気分でした。昔から、ドラえもんに出てくるのび太くんが羨ましくてなりませんでした。彼は、横になって三秒くらいで眠れるという特技を持っていますよね?今はどうなのかな?

 とにかく、寝つきの悪さは、私の長年の悩みであり、もうずっとこのままなのだろうと諦めていたほどです。そして、成人してからは、体力の衰えからか、たっぷり寝ても寝たりないという感覚まで出てきました。年なんだから仕方ないか……なんて思っていましたが、この「私の常識」が、糖質制限初日に破られました。

 晩御飯に、糖質ほぼ抜き食事をし、いつも通りに布団に横になると、急激な眠気に襲われ、気づけば朝でした。しかも熟睡した!という満足感までありました。

 「なにこれ、最高……」

 朝一番に、私が呟いた言葉です。

 糖質制限以外に、私が普段と違う事をした覚えはありません。いつも通りの一日でした。

 なので、寝入りのスムーズさと熟睡は、糖質制限がもたらしてくれたに違いありません。

 しかし、一日でそう決めつけるのは良くないと思い直し、私はそれからも糖質制限を続けました。

 そして、寝入りのスムーズさと熟睡感は、それからも続きました。


 糖質制限を始めて三日目、私は朝も昼もお米を食べることを止めることにしました。

 それ程、よく眠れるという事が喜ばしく、また、活動時間に感じる体の軽さに感動したからです。


 私の糖質制限の目的は、血糖値対策やダイエットではなく、「良く眠れるために!」になりました。

 (ちなみに、不眠症ではありませんでした。毎日、5時間から8時間は寝ている生活を続けていましたので)

 

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