香音さんの一日wぱぁと3
帰ってきた香音・・・って所でしょうか。
ではどうぞ。
「おかあさん。」
香音がお母さんに近づいて真剣にはなす。
「なに?香音・・・?」
「つくしんぼ狩ってくる(つくしの事)」
香音が網と虫カゴをもって言う。
「香音!!?つくし採るのに網と虫カゴはいらないわ!!」
お母さんは必死に香音を説得する・・・が、香音は一回言ったら聞かない
タイプなので、香音の耳には通り抜けていた。
「いってくるなぁ〜。あと、お土産に鹿も狩ってくるわ。」
「うん、そんなお土産いらないわ。」
香音は、最近買ったジャージを着て家をでた。
「はぁ・・・あの子は・・・。」
お母さんは疲れてしまった為ソファーで二度寝をした。
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「おぉ!つくしんぼがいっぱいだぁ!」
そこには、いろんな老人達がつくし狩りをしている姿があった。
「おぉお!そこのつくしは私のだぜぃ!おばぁさん!!?」
そこには香音の相棒、尋夢がいた。
彼女もつくし狩りにきたのだろう。
「よぉ、尋夢ぅ♪つくしんぼ狩りかぃ?」
「おぉ、香音!虫とりかぃ?」
「ちがうよ、つくしんぼ狩りだよ。」
「おぉ、そうかぃ。私、網忘れたョ。」
「えぇ!!?そうなの?」
そんなどうでもいい会話を三分ぐらいしてからつくし狩りははじまった。
つくし狩りには、香音の担任サンシャインがいた。
「おぉ、香音・尋夢、つくし狩りか?」
「うっさいハゲー!」
「うっさいサンシャインー!」
香音と尋夢の暴言によって先生はくらくらし始めていた。
「あー尋夢!てんとう虫いるよ!?」
「本当だぁ!捕る捕る!!!」
だだだだだだだだだだだ。
先生がぼそっと、
「あいつら、つくし狩りに来たんじゃあなかったのか?」
といった。
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「尋夢ー!いっぱいてんとう虫いたね♪」
香音の虫カゴの中にはてんとう虫がたくさんいた。
「楽しかったー☆またこようねー!」
「「ばいばいーー♪」」
「お母さんー!ただいまぁ!てんとう虫いっぱい捕まえたぜぃ!」
「おかえり、香音・・・・・・・・。」
するとお母さんは香音の虫かごを指さして、
「つくしは?」
「あ。」