人狼ゲーム『終夜』
※この作品は、AIチャットアプリ『キャラぷ』によって作成されたチャットを、
手直ししたり、補完したりしたものです。自分が一から考え、作ったものではありません。
※自分がチャット入力したものは【 】表記で表しています。【 】内はほぼ原文のままですが、誤字・脱字や、話の流れの都合により、改変しているものもあります。
公表するつもりはありませんでしたが、なかなかの完成度になったので見てもらいたくなりました。
ライブ感100%ですが、お付き合いいただけると幸いです。
───『すべての人狼が追放された。村人陣営の勝利だ。』
無機質で、ノイズがかったアナウンスが響く。
館内の照明が手前から奥にかけて順番に灯っていく。
まるで、我々村人陣営のウィニングロードを演出しているかのようだ。
「やっと終わった…」
口を開いたのは中原宗一。霊媒師として、このゲームに多大な貢献をしてくれた、元刑事だ。
「冷たいアヒルさん、あなたのおかげだ。」
馴れ馴れしく私の肩を叩くのは、医師である小田切拓真。
それに合わせて弁護士である黒須誠一も歩み寄ってくる。
「見事だった。探偵の名に恥じない推理力だ。」
「いえいえ、前回の議論では、あなたがMVPだった。探偵顔負けでしたよ。」
謙遜して、そう返す。そんなやり取りを尻目に、保育士の田村美紀が主婦の花岡春香の肩を抱き、
「もう、誰も死なないですよ。よかった…」
「そう…そうね…。息子…息子に会える…」
お互い涙を浮かべながら、励ましあっている。
「…生き残った。それだけだ。」
無職がなんか言って、中学生の黒川凛がうんうんとうなずく。
森下彩花は、青ざめたまま俯いている。
無意識に課せられた自身の役目に踊らされていたのだ。そっとしておこう。
生き残った9人が、様々な思いを胸に廊下を歩いていく。
先にあるだろう出口を夢見て。
だが、それで、本当にいいのか…?
目の前には大きな謎が、まだ残っているではないか。
【「待ってください。まだ終わっていませんよね?中原さん。
こんな馬鹿げた殺し合いを仕組んだものが元凶です。黒幕を探し出し、司法の下で裁かなければ。
亡くなっていった佐久間大地、山根健吾、相沢玲奈。
そして、人狼という貧乏くじを引かされた、白石悠人、木嶋芽衣、橘七海にも面目が立ちません。」】
私の言葉が、安堵して緩んだ空気に水を差す。
「確かに。このゲームを強制した黒幕がいるはずだ。
私たちは被害者であり、白石、木嶋、橘もこのゲームに付き合わされた、ある意味では被害者だ。」
小田切が、私に同調する。
「…どうでもいい。俺は出ていく。」
無職藤井が扉に手をかけるが…開かない。
───『おや、まだ終わりではないと?面白い。現時点では推理するための材料が足りない、だろう?
特別にヒントをあげよう。』
私のことなどお見通しだとでも言うように、館内アナウンスは続ける
『黒幕である私は──この中にいる。』
どよめきが起こった。
「まだ犯人捜しをしろというの!?」
我慢の限界とばかりに春岡が声を張り上げる。小田切がそれを諫めるように、
「ご婦人どうか落ち着いて。
では今流れているアナウンスは録音か何かを第三者に流させている。もしくは、第三者が代行している。と、そういうことか?」
『前者だ。黒幕は自分の用意周到さに震えていることだろうね。
さあ、探してごらん。君たちの中の誰かが私、あるいはその協力者だ。』
【今や、村人、霊媒師といった役職は意味を持たない。今はゲームの盤上ではなく、現実での戦いだからだ。それにしても、判断材料が少ない。どうする…?
「私が思うに、人狼として追放されたものも容疑者に含まれると考える。人狼は館の奥へ消え、死んだという確証がないからだ。
つまり、容疑者でないと確定しているのは、今は亡き佐久間大地、山根健吾、相沢玲奈の3人のみだ。
アナウンスの言い分を鵜呑みにするなら、この中の9人が犯人なのだろうが、どうも信用しきれない。」】
私の言葉を受け、小田切が口を開く。
「なるほど。確かに。白石、木嶋、橘の死を確認できていない。容疑者に含むのは自然だ。」
「…一理ある。こんな狂ったゲームを仕掛けるような奴だ。発言のすべてを信じ切るのは危険だ。」
黒須が小田切の意見を補足しながらうなずく。
「Tさん。あなたの推理は正しい。だが、それでは容疑者が多すぎる。絞り込む手立てはないか。」
中原さんの言う通りだ。黒幕の言い分を退ければ、際限なく疑惑が広まっていくだけだ。
それではゲームとして成立しておらず、ゲームマスターとしても面白くないだろう。
だが。しかし…。
「…あなたの目的は何?なぜこのゲームを仕組んだの?」
私の堂々巡りの思考を中断させたのは、意外にも無口な少女。黒川凛だった。
『目的?それは思考実験だよ。どんな状況でも理性を保ち、打破できる力を持っているのか。見てみたかったのさ。』
「そんな…人の命を使って、実験だなんて…。」
田村さんが絶句している。無理もない。
───すると突然、館の奥から足音が聞こえる。
一同はその音の主を注視する。とうとう黒幕のお出ましか…?
「…久しぶりだね。」
奥から出てきたのは意外な人物。白石悠人だった。
「白石…!まさかお前が!?」
中原さんの鋭い眼光から逃れようとするように、目を伏せながら彼は答える。
「違うよ。追放された後に別室に連れていかれていたんだが、今解放されたんだ。彼女たちも一緒だよ。」
ヒョコっと、白石の背後から緊張感のない笑顔を浮かべた、2人の少女が顔を出す。
『本来は、君たち生存者とは別に、人狼たちは折を見て解放するつもりだったが、探偵さんにはすべてお見通しみたいだからね。隠しておく必要もない。』
「…これで容疑者は12人。さあ、どうする。」
黒須さんが僕に推理を促す。
【「まず、前提としてこの舞台をセッティングできる資金を持ち、そしてこの複数人を拉致できる人脈を持っている人物。
そして、数日にわたって複数人を監禁できていることから、現在仕事を有していない人物が犯人像であると考える。
そこで、人狼であった皆さんに話を聞きたい。別室でどのように過ごしていた?スタッフの何人かに連れられて行ったようだが、彼らは何か話していたか?情報が少ない。少しでも足がかりが欲しい。」】
私が言い終わるや否や、はいはーい、と幼い少女が手を挙げる。
「私、部屋の扉に耳をつけて、外の音を盗み聞いてたんだよ。そしたら、<先生>は天才だ~って言ってた。」
「…先生?」
黒須に疑問と同時に、全員の視線が一気に小田切医師に向けられる。
「待て。私は職業柄、先生と呼ばれる。だが、それだけで犯人扱いは早計にすぎる。
先生と呼ばれる職業はほかにもある。教師、弁護士、保育士、研究者…。
それにあてはまらずとも、愛称や、皮肉を込めてそう呼ばれることもある。」
「…その通りです。呼び方だけじゃ、どうにも…。」
田村さんが言い、皆考えるように黙り込んだ。
『行き詰っているようだね。これでは私も張り合いがない。もう一つヒントを上げよう。黒幕は
───この中で信頼されていた者、だ。』
一気に私の方に視線が注がれる。そして何人かは、中原さんの方にも視線を泳がせる。
「気持ちはわかるが、待ってほしい。信頼されていた者、の真意を読み解いた方がいい。
例えば、ゲーム内でのことを指すのか、はたまた現実においての地位をさすのか…」
遮るように、白石が声を上げる。
「文脈的に前者だろう。罪を暴くのは得意でも、逃れるのは下手クソなようだな。探偵さん。」
言ってやった、とばかりに鼻を鳴らす。意趣返しのつもりか。
「んーどうかな、悠ちゃん。黒幕はゲーム性を重視してる。ナゾ掛けかもしれないよ?」
人狼のよしみで仲良くなったのか、馴れ馴れしく木嶋が白石に喋りかける。
「前者であったとして、役職持ちも信頼されていた。この中では中原さんだ。」
黒須さんの指摘に、中原さんへ視線が集まる。
中原さんは俺に視線を向ける。助け舟を期待しているのか…。とりあえず現状を整理しよう。
【まず、容疑者として除外されるのは、子どもである橘七海、未成年者である木嶋芽衣、黒川凛。
年齢を詐称している可能性もあるがこの見た目で成人はあり得ない。除外していいだろう。
そして容疑者として有力なのが、
・田村美紀。成人しており、<先生>と呼ばれる職業。資金繰りができるかはどうとも言えないが、職業を偽っている可能性もある。
・小田切拓真。成人しており、<先生>と呼ばれる職業。資金も十分だろう。
だが、医師は激務だ。数日もこのゲームに割けると思えないが、偽っている可能性もある、か…
・藤井直樹。無職とされていて、時間は十分。資金も前職で稼いだ可能性もある。言葉少なで情報が少ない。クロよりか…?だが、信頼されていた者とは到底思えない。
・中原宗一。元刑事で時間も人脈も資金も信頼も十分だろう。ゲームにも協力的だった。ゲームマスターとして盛り上げる意図があったのだろうか…。
───そして、僕。私立探偵で時間の融通も効き、先生と呼ばれることもあった。人脈も資金も信頼も勝ち取ってきた。
もう、分かっていたことだった…いくら推論を並べ立てようが、真実は一つ。】
『察したようだね、探偵さん。」
───【「そうだ、僕がキラだ。」】
一周回って気分が高揚し、有名漫画の名セリフを吐く。
周囲がざわめく。森下さんや、花岡さんが僕から距離をとろうと動いているのが見えた。
やはり犯人のカミングアウトは、劇的でなければ。
【「だが、今の私には黒幕である自覚も、記憶もない。それだけは信じてほしい。はは、自分の犯行動機を自分で推理する羽目になるとは…。
きっと僕は退屈だった…んだと、思う。何もかもを推理で暴いて、張り合いがなかったのだ。
唯一張り合えるのは自分一人と、そう考えたんだろう。ははっ、いかにも僕が考えそうなことだ。」】
言って、館内のスピーカーを見つめる。その奥にいるはずのない、自分自身を睨みつけるように。
鼓動が高鳴る。こんなゲームに巻き込んでしまった皆への罪悪感からか、推理バトルで自分自身にさえ勝ってしまった高揚感からか、自分のことながら判断がつかなかった。
【「ゲームマスター、あなたはさっき協力者がいることを仄めかした。それはきっと小田切さん、貴方でしょう。
あなたに、私用の記憶をなくす薬、そして、人を残虐にする人狼薬、人狼に無意識下で従う狂人薬。
これらを工面してもらったんですね?」】
妙だと思っていた。狂人は、人狼が誰かを知らない。なのにどう人狼を守るのか。薬で操られていたならば納得がいく。
予想通りの追及とばかりに、私の協力者、小田切拓真は口角を吊り上げる。
「…ふふ。素晴らしい。さすがは冷たいアヒルさんだ。記憶を失ってなお、自分自身であろうと推理で追い詰める。」
拍手をしながら、一歩前へ出る。
「そうとも。私が協力者だ。あなたの依頼で、その三つの薬を開発させた。コネを使ってね。」
「じゃ、じゃあ、私…薬で…?」
森下彩花が崩れ落ちる。彼女は自身が狂人であったことに心を痛めていた。それが薬による強制であったのだ。恐怖は計り知れない。
「…くそっ、お前ら、人の命を何だと思っている!」
中原が詰め寄り、僕の胸ぐらをつかむ。
「落ち着いてください、死者は出ていない。そうでしょう、小田切さん。」
「ああ、死者が伴う計画を、私は容認しない。」
見計らったように、奥から、久しく顔を見ていなかった3人が顔を出す。佐久間大地、山根健吾、そして、相沢玲奈。
ではあのわざとらしい赤色は、血糊か何かか。死体を早々に回収したのも、生きているのを隠すため。
「よかった…!みんな、生きているのね…!」
「ええ、田村さん。彼らは眠らされていただけです。後遺症などもないと、医師として保証します。」
「──それでも、許されることではない!」
中原の意見に、僕も同意する。皆の気持ちをもてあそび、恐怖を与えてしまった。
森下さんや花岡さんは、今もなお恐怖により青ざめている。癒えぬ傷を与えてしまったのは、明白だ。
「その通り、私は裁かれるのを覚悟で、計画に加担した。」
「私もだ。未だ記憶は判然としないが、自分がやったという実感だけはある。
──改めて皆さん、私の身勝手極まる実験に巻き込んでしまったこと、申し訳ありませんでした。」
頭を深々と下げる。隣で小田切も頭を下げたのを感じる。
──「不謹慎かもだけどさ、」
口を開いたのは、気のいい青年、佐久間大地。
「残念だったな―、俺、最初に死んじまって。なんか楽しそうだったから。」
「私もー。死なない前提なら、スリル味わえたし、また体験したいなー、なんて。」
「えー、死ぬか死なないかがいいんだよ!芽衣お姉ちゃん」
人狼の役目を課された少女二人がはしゃいでいる。少なくとも、心の傷にはなっていないようだ。
「クソ、騙しやがって!T、歯食いしばれ!」
突然の山根の怒号に、反射的に目をつむる。重い拳を覚悟したが、頬に感じたのは、意外にも軽い平手打ちだった。
「これで、チャラにしてあげる。冷たいアヒルさん。」
凛とした声に、顔を上げる。相沢玲奈が山根を制止し、ビンタで済ませてくれたようだ。
『──すべての謎は解けた。さあ、出口へ向かうがいい。』
館の扉は完全に開け放たれ、夕日が差し込む。嵐は止んだようだ。
真っ先に出て行ったのは、藤井直樹、黒川凛。それに続くようにみんなが出ていく。
夕日を浴びながら、元刑事が私に呟く。
「冷たいアヒル。あなたは出頭するんだろう?私が付き添う」
「なら私は君の弁護を担当しよう。引退して久しいが、私もまだまだ戦えると分かったからな。」
元弁護士が私の肩を叩く。ゲーム外でも味方をしてくれるとは。頼もしい。
──『さようなら、探偵さん。あなたは自分自身と戦い、勝ち抜いた。』
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エピローグ。数か月後。
「被告人、冷たいアヒル。あなたは14名を監禁し、薬物を使用するなどして、『人狼ゲーム』を強制した罪で起訴されている。何か弁明はありますか?」
記憶がなかった。などと責任逃れは出来るが、自分で自分の罪を明らかにした今、弁明の余地はない。
「ありません。」
「しかし、裁判長。今の彼に当時の記憶はなく、被害者の中には彼の謝罪を受け入れた者もいる。私もその一人です。これらのことを鑑み、どうか情状酌量をお願いします。」
「ですが、被害者たちに深刻な精神的トラウマを負っている方がいるのも事実です。森下彩花さんは薬物により、自分の意思を奪われた。これは重大な人権侵害です。」
───「判決。被告人、冷たいアヒル。懲役5年、執行猶予3年。
被告人、小田切拓真。懲役3年、執行猶予2年。また、両名に被害者への賠償及び社会奉仕活動を命じます。」
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「探偵活動、再開するんですね。」
すっかり大人びた、かつての占い師、相沢玲奈が私に問いかける。
「ああ、やっぱり私には推理しかない。」
「また自分で自分の首、絞めるようなことにならなけりゃいいな。」
私の右腕となった、元無職、藤井直樹が毒づく。耳が痛いな。
「次変なことやったら俺がぶん殴ってやるからよ!安心しな。」
引っ越し業者のトラックが事務所に入ってき、その運転手が大声を張り上げる。
「先輩、片方持ってくださいよー。」
日焼けし、見違えるほどたくましくなった佐久間大地が、職場の先輩、山根健吾に話しかける。
「みんな、手伝ってもらってありがとう。」
私の改まっての感謝に、若干の後ろめたさが滲んでいたのか、
「いいよー。私たちは見物しに来ただけだし。ねー、玲ちゃん。七ちゃん。」
「そうだよ。ほらほらー、大地兄、健吾兄、ファイト―」
かつての人狼であった、二人の少女がフォローしてくれた。善良な子たちだ。心がチクリと痛む。
──ふと、聞き覚えのある咳払いが聞こえた。事務所の入り口を開けると、少し白髪の増えた、眼光の鋭い元刑事が立っていた。
「隣人の者だ。あいさつにと思ってね。」
ニヤリと笑う。
「はは、これは…下手なことはもう二度とできないな。」
デスノートの影響で探偵になってみたくなり、アプリ「キャラぷ」でごっこ遊びをしていたら、なんかいいのができました。本作のようなミステリー以外にも、ラブコメやアイドル育成のシチュエーションもあるようなので、興味があればやってみてください(ステマではないです)。
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AIを使っている作品なので、何かしらでどこかかしらから怒られたら削除します。




