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繋がる恐怖

作者: 愛咲 玲

心を開いて、相手と絆を結ぶことは簡単なことではないと思います。

そんな心を書いてみました。

何かを探して、縒れた糸は宙を漂う。



それは何かを探している。孤独に抗うために。



けれどその糸は臆病で、他の糸と糾うことが恐ろしい。



糸は思う。



他の糸とまぐわえば、繋がってしまえば、もう離れることはできなくなるのだと。



一度糾い、綯い交ぜになれば、力ずくで千切れるか、鋭利な刃物で切断するしかない。



しかし、それはお互いの糸にとって、痛みを伴う苦痛。



苦しくて、痛くて、たまらなくつらい。



糸は恐ろしい。糾うことが、恐ろしい。

心を無防備にさらけ出して、相手と繋がろうというのは、人間にとって難しいことなのかなぁ、と思っています。

誰もが信じ合えれば理想ですけれど、現実は優しくありません。

裏切られたり傷付けられたり、そんな経験をして臆病になっていくのが人間なのかなと思っています。

そんな臆病を吹き飛ばせるぐらいの強さを、人間は手に入れられるのでしょうか?

そうであってほしいと筆者は思いながら書きました。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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