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【百合】同級生のふわふわ美少女に陰キャな私が迫られる話  作者: 昨日のメロン
付き合った後の2人がイチャつく話~高3編~
12/17

5月「ゴールデンウィークと五月病」

5月といえば、ゴールデンウィークだ。


春休みにろくにデートが出来なかった私達は、ゴールデンウィーク中の1日位は会おうと約束していた。


…その日が今日、なわけだけど。





「ほんとにごめん、赤松さん…」

「大丈夫だよ、勉強はしなきゃだし」

「そうだけど…今日は思いっきり遊ぼうって前から言ってたのに…」


私と赤松さんは、私の部屋で勉強会を開催しているのであった。


原因は、私。

ゴールデンウィーク直前に届いた模試の結果が振るわず、親から遊びにストップが掛けられてしまった。


「私も、森丘さんが私と遊んだせいで志望校に落ちたら嫌だもん。だから気にしないで」

「ありがとう…」


文句一つ言わず、明るく笑う赤松さんには感謝しかない。


「じゃあ、始めよっか」

「…うん!」


よし、頑張ろう。

次の模試では判定上げて、夏休みには絶対1度はデートに行くんだ…!!



_勉強し始めて、2時間が経った頃。


「ふー…」

「結構経ったね。森丘さんは何の教科やってたの?」

「英語…」


長文読解はまとまった時間で一気に集中しないといけないから、疲れる。


でもそれは、きっと目の前で化学をしていた赤松さんも同じだろう。


「赤松さん、お茶入れてこようか?」

「いいの?ありがとう」

「ジャスミンティーと緑茶、どっちがいい?」

「ジャスミンかな」

「おっけー」


私は緑茶にしよ。


お茶を持ってくると、赤松さんはまた参考書に向かっていた。


伏し目がちな目が真剣で、いつもと違う表情にドキドキする。


…まつ毛、長いなぁ…。


「あ、お茶ありがとう」

「っう、うん」


お茶を載せたトレーをローテーブルに置き、私も床に座る。


「? どうしたの」

「いや別に!」


赤松さんは不思議そうな顔をしていたけれど、ジャスミンティーを飲むとほっとした表情になった。


「美味しい」

「よかった」


マグカップを両手で持つ赤松さんが可愛くて、私の頬も緩む。


「赤松さんはどう? 捗ってる?」

「まぁまぁかな…。森丘さんは?」

「私は…全然ダメ…」


集中しようと思っても、連日頑張りすぎたのか、ちっとも頭に入ってこないのだ。

五月病ってやつだろうか。


「頑張らなきゃいけないのに…」


項垂れた私の頭に、赤松さんが手を載せた。


そのままポンポン、と優しく撫でられる。


「森丘さんは、頑張ってるよ」

「…赤松さん…」


…なんていい子なんだ、赤松さん。


頭に載せられた手から、彼女の温もりが伝わってくる。


「ジャスミンティーって、リラックス効果があるんだって。1口飲む?」

「飲む…」


赤松さんが差し出してくれたマグカップに、口を付ける。


あー…あったかい。

確かに、なんだかほっとする感じがする。


「どう? リラックス出来た?」

「うん。ありがとう」

「膝枕もしてあげよっか?」

「え」


また、赤松さんがいたずらっ子みたいな顔をしている。


…でも、正直魅力的な提案だ。

寝不足気味だし。


「…じゃあ、お願いします」


私は頷いて、赤松さんの傍に行こうと立ち上がった。




_赤松さんの膝に、頭を載せる。


「ふふ、猫みたい」

「からかわないでよー…」


楽しそうに笑う赤松さんに、私は少し恥ずかしくなる。


なんかコレ、どういう表情したらいいのかわかんないな…。


「可愛いよ?」

「わかったって…」


くすくすと笑いながら頭を撫でられ、私は赤松さんから視線を逸らす。


っていうか、赤松さんの太もも柔らか…


パァン!


不埒な考えが頭をよぎって、私は自分を律するために頬をはたいた。


「も、森丘さん?」

「ご、ごめん。少し煩悩が」


何考えてんだ私!


さらに悪いことに、ここは親のいない家だ。疚しいことを考えたらいけない気がする!


「…別に、いいのに」

「へ?」

「煩悩があっても、いいよ?」


…。


何を言ってるんだ、この子は。


「それは、どういう意味で…」

「そのままの意味」


しばし、膝枕をされたまま見つめ合う。

少し潤んだ、赤松さんの綺麗な瞳。


「…赤松さん」

「何?」

「ちょっと、屈んで」


言いながら、赤松さんの頭に手を伸ばし、私の方に引き寄せる。


ちゅ、と軽くキスをした。


「今日はこれで我慢するよ」

「…そっか」


よく頑張った、私。


あのまま雰囲気に飲まれて、ケダモノになるところだった。


赤松さんがどんな意図で言っているのかいまいち分からないのに、手を出してはいけない気がする。


…大事にしたいのだ。


赤松さんのことは、誰よりも大切にしたい。


_赤く染った赤松さんの頬に触れて、私は愛おしげに撫でるのだった。

ここまでお読み頂きありがとうございます!

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【百合】レズ活したら、失恋した美少女幼馴染と同じ顔が来た

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