ストーリー前半
「いや~やっぱりB組が一番ヤバいでしょ。担任が椎茸だぞ?学級崩壊だって、、、」
苦笑しながら話す俺「蒼井 利久」。そして、そんな他愛もない話に「それな?」と、返事をしてくれてるのが俺の親友、「雨海 恍」だ。ちなみに椎茸というのは担任につけたあだ名だ。
「てか、二限目なんだっけ?」
「数学じゃなかった?」
「うわ、、椎茸の授業かぁ、、、、ダルっ、、、」
「まぁまぁ、今日の授業でキツイのこれくらいだし、頑張ろう?」
「うん、、、、、、、、、」
そんな会話をしながら教室に入ると、急にドアが閉められアナウンスが流れる。
内容としては、今流行の『人生逆転ゲーム』がリアルで行われる。というもの。
そんな、馬鹿げた話。誰も信じるわけがないだろうと、そう思っていた。
皆が笑いながら席を立ち。またいつも通りに話し始める。
そこに椎茸が入ってきた。
「おい、なんだ?この盛り上がりは。授業はじまるぞ~」
そしてまたアナウンス。「いまから教室内で『人生逆転ゲーム』を始めます。」と、
「誰だ?こんな悪戯してるのは。ちょっと見てくるぞ。」
そういって椎茸がドアに手を触れ教室に出たとたん、真っ赤な血が飛び散り、
教室内にも入り込む。
「さぁ、ゲームを始めます。」