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『奇憚(きたん)雑記』  作者: とれさん
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(謎)光の輪


子供の頃、両親が忙しいと父方の親戚に預けられる事が度々あった

田舎だし遊ぶモノもないから夏は近くの川原で遊ぶ事が多かった


ある日従兄弟もおらず暇を持て余して一人で川遊びをしていると上流の方が急に暗くなってきた

「あ、夕立かな?」

当時は夕方になると結構な頻度で夕立が来ていたので気にも留めなかったのだが

その時はいつもとは何かが違った


大岩が後光の様な光の輪に包まれていたのだ

(何かキレイだなぁ。。。)

とその光の輪を眺めていると急に周りが暗転してしまった


次に目を覚ました時にはもう既に日が暮れて結構な時間が経っていたようだ

慌てて帰路についたが時既に遅し、親戚や親にこっぴどく叱られる羽目になった


当然いきさつを聞かれてキョドりながらも説明したのだが全く聞く耳を持たれず

結局内緒で街のゲーセンでも行ったのを誤魔化してるんだろう、と結論づけられた


光の輪、あれ以来見てはいないが何だったのだろう?

冷静に分析すれば水の反射など根拠あるモノかも知れないが気絶を伴うとなると??

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