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『奇憚(きたん)雑記』  作者: とれさん
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(謎)親友


現在進行形で結末がない話だが気軽に知人に話せる事でもなく

かと言って一人で抱えるには重いのでここに心情を吐露しておこうと思う


俺には親友がいる。

俺が勝手に思ってるだけでアイツがどう思ってるかは分からない

彼とは小学校以来の友人だが始終ベッタリだった訳じゃない

真面目な彼に対して不真面目な俺、普通なら接点など皆無な程の素行の差があるが何故か気が合う間柄だ


彼は仕事柄多忙を極め外回りも多いせいか時折限界が来て路肩に車を止めて寝てしまうらしい

偶然俺がAの車を見かけ、声かけしようと車内を覗き込んだ時などは顔色が土気色で救急車を呼ぼうとした位だ


そんな彼が最近入院をした。

食あたりで胆嚢炎を悪化させたらしいのだが大袈裟な事が嫌いな彼は入院を秘密にしていた

遇遇俺が仕事場に連絡をしなければ気付かなかった位の秘匿っぷりが多少気に障ったが知れば勿論見舞いに行く


病室に辿り着いた時、彼はベッド脇のソファーで寛いでいた

突然の訪問に驚いた様だが大分退屈していたらしく快く迎えてくれた

その後二人で談話室に移動してコーヒーを飲みつつ他愛のない会話をして帰宅した


病状は大した事はないよ、と言われ一安心したが彼の体にまとわりつく黒い影が気になる

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