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『奇憚(きたん)雑記』  作者: とれさん
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(人)怪談話


高校時代、夏になると海の近くに親戚が住んでいる友人のツテで厚かましくも皆で押し掛けていた


多分二年生の夏だったと思うけど昼は海、夜は花火と一通りエンジョイして〆は怪談話となった


まぁ高校生の持ちネタなんぞ怖くも何ともないんだけどそれでも盛り上がる


1人ずつ話してバカ笑いしてさて今度はOの番な、って流れになった


Oはその夏初参加で話すネタに注目が集まったが内容は近所の神社のお化け話で失笑を買った


でもまぁ初参加って事で皆大目に見て生暖かくラストまで見守ってたら


突然Oが口から泡を吹いてひっくり返った


全員パニック、慌てて救急車呼んで親御さんに連絡

この時初めてOがてんかん持ちだってのを知った


後日皆でOの家に見舞いに行くといつものOで安心したけど

いつも決めていた怪談MVPは話のネタの完成度より全員ビビらせたOに贈られた

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