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『奇憚(きたん)雑記』  作者: とれさん
63/441

(霊)小噺


短い話を1つ


行きつけの飲み屋で常連の爺さんが毎回小噺を聞かせてくれた

聞かせてくれた、と言うより独り言だな…誰も聞いてなかったから。


ある日いつもの小噺に辟易としていると見馴れない老婆が入店してきた


「あの…主人がいつもお世話になっていたそうで…」


どうやら小噺爺さんの奥さんらしい


ママが「迎えに来られたんですか?」と聞くと不思議そうな顔をしている


「あの…主人は一昨日亡くなりまして…」


その場にいた全員がいつも爺さんが座っていた席にお酒を献杯した

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