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『奇憚(きたん)雑記』  作者: とれさん
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(霊)視え方


一言で「視える」人でもその視え方は千差万別だ

部分的に視える人、生前と同じ様に視える人、特定の霊だけ視える人、本当に様々だ


以前友達に連れられて行った占いで占い師に「貴方、視える人ね?」と言われた事がある

唐突過ぎて(はぃ?)としか答えられなかったが結局占いはしてくれずそのままお帰りとなった


別の霊感持ちの話では俺の背中に質の悪い霊がいるが守護霊っぽいので気にするな、と言われたり

こんなに悪い気持ってるのに怪我もしないなんて…とか本人にとって謎回答を貰った事もある

1人や2人なら気の迷いで済むが事ある毎に言われると気持ちの良いモノじゃなかった


ある日、学校からの帰りホームで電車待ちをしていると

反対側のホームで口をあんぐり開けて俺を凝視している女性がいた

油断してたので特殊な方かな?と相手にしてなかったのだが

その女性はわざわざ俺側のホームに迄来て話しかけてきた


「あなた…今直ぐにお寺でお祓いをして貰いなさい、悪い事は言わないから」

何だか凄まじく失礼な物言いをされたと思ったらその人はダッシュで元いたホームに戻った


何が視えたのか?何がどうしたら見知らぬ人に忠告を発する必然性が出来るのかは分からない

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