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『奇憚(きたん)雑記』  作者: とれさん
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(人)幸薄い人

歳を重ねていくと(あー、この人何か幸薄そうだなぁ…)なんて人に出会ったりした事はないですか?


今回はそんな幸薄い人と出会った時の話。


学生時代、友人の輪の中にいつの間にかいた女の子、その子の口癖が「私なんて…」だった

決して何かが劣っている訳でもないのに恐ろしく自己評価が低い彼女は事ある毎に自分を卑下する様な事を言い出して

仲間内でも「ハイハイ…」的な反応で流していたのだが

卒業して会わなくなってから彼女の存在はすっかり忘れていた


彼女とは卒業後二回程偶然出くわしたのだが一度目は学生時代の薄幸感が更にパワーアップした感じで再会し、一緒にいた友人にも「アイツ不幸感が増したな」と言わしめた程だったが

二回目にあった時はその不幸感が何処かに吹っ飛んだのか!?

って思う位に明るくなり逆にオバちゃん感全開で話し掛けられて(コイツ誰??)みたいに明るくなっていた


一度目と二度目の違いは未婚・既婚の違いだと思われるがあまりの変貌ぶりで驚いた記憶がある


で、何が言いたいのか?と言うと要は「気の持ち様」で人は変われるって事。

年中ツイてない、ツイてない、と嘆く人には悪い気がいつの間にか纏わりついて更に不幸が寄ってくるけど

大丈夫大丈夫、と明るく振る舞っていれば良い事も巡って来る、と俺は思う


ネガティブな思考に囚われている人は「そんな都合の良い話なんてない」と反論して来たりするが

傍から見ているとそういう人は身近に起こる「小さな幸せ」を不幸感で見逃している場合が多い


報われない、ツイてない、と常々感じてる人は気持ちを切り替えて生活してみたら案外悪くない人生を送れているかも知れませんよ?

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