表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
『奇憚(きたん)雑記』  作者: とれさん
438/441

(霊)迷惑な飛び出し

この間急用で隣の市に夜中行く羽目になった


退院後久しぶりの遠出とは言え結構通り慣れた道、夜中という事もあり車通りも少なくてスムーズに運転をして隣市に到着した


用事も終えた帰り道、再び通った道を走っていると左手が林の緩いカーブの先でいきなり人影が脇から飛び出した


「危なっ!?」


慌ててハンドルを右に切って接触する事なく避けられたのだが万が一の事もある、

念の為に脇に停車して背後にいる「筈」の人影の主を確認しようとしたら…いなかった


こういうシチュエーション、実は結構あって例えば昼間、人通りが多い交差点とかでも関係なく「飛び出し」てくる人影を視てしまう事がある


以前など人影に驚いて変顔になっている俺を信号待ちの女性が訝しい目で見つめられるという何とも恥ずかしい場面にも出くわした


この雑記を霊が読めてるならこういうドッキリ演出は止めて欲しい!と切に訴えたい

まぁ霊が此処の愛読者とかあり得ないんですけどね(苦笑)


━━━━━━━━


少し短かったのでもう1つ。


此方は生きてる人の迷惑話


新しく出来たバイパスで以前噂になったスポットがある


それは夕方の混雑時、二車線ある車道に突如小学生位の男の子が歩道脇から猛ダッシュで車道を横断するらしい


幾ら何でもそんな危険な事をする子供なんていないだろー?なんて話半分に聞いていてすっかり忘れていたある日、


少し混み始めた件のバイパスで数台前を走る車が急ブレーキを掛けて停車した


(事故か?)


なんて前を窺っていると急停車した車の前を小学校低学年位の男の子かチョコチョコと車道を横断して中央分離帯へ、

そして踵を返す様に再び車道を突っ切って歩道へと走り抜けて行ってしまった


急停車した車は女性が運転していた様であまりの突発的事件に震えて運転不能になる位パニクっていたみたいだった


結局何処からか通報があったのかどうかは不明だが暫くすると横切る行為をする子供は見られなくなったらしいが

あんなの轢いたら一生モンの後悔しか残らないだろうと思うと小学校の男の子本人かその親御さんは探しだして張り倒したい位腹立たしく思った


実物と霊、どっちも迷惑ですね(?)

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ