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『奇憚(きたん)雑記』  作者: とれさん
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(人)不法投棄が絶えない場所

ウチの近所の川沿いに何故か昔から猟が可能な林があって小さい頃は時々散弾銃の銃声が早朝響いたりしていた


最近は猟をする人がいないのか銃声も聞かなくなったが猟師の代わりに適度な目隠しになるのか不法投棄をする人が後を絶たなくなっていった様だ


近所とは言えそっち側に行く事も殆どなくて知らなかったのだが市も対応に困り色々と対策はしていたらしいが一向に投棄は減らなかったらしい


その事実を知ったのは数年前に各地に被害をもたらした豪雨だった


決壊こそ免れたものの件の狩り場も相当濁流に呑まれ削られてしまったらしく一部道が消失する程の被害が出たそうだ

そうなるとソコに放置された投棄ゴミも土砂と一緒に下流へと流されてしまった様で

下流にある町から何か有り得ない程の投棄ゴミが中洲(?)に堆積してるらしいとの噂が流れて来た


傍迷惑も甚だしい事態だが昨今の鉄余り現象を引き起こしている某お隣大国が少しリサイクルという概念を持てば少しはマシになるかも知れない


話は脱線してしまったが件の狩り場は今も大雨の爪痕を色濃く残したまま放置されている

今度同じ水害が起こったら決壊する事は容易に分かるのに自治体は金にならない工事はしたくないのかな?と思う


近所に住む俺としては不法投棄の温床が消えたという部分はある意味喜ばしい事だとは思うけど

投棄を何とも思わない人達の目線は今何処に向けられているのか、新たなターゲットになった場所の近隣住民の方々には同情を禁じ得ない

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