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『奇憚(きたん)雑記』  作者: とれさん
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(怖)川流れ事故

以前友人の実家の近所で「川流れ」なる事故が頻発している、という話をしたと思うのだが


世間がCOVID-19で大荒れな今年も川流れによる水難事故があったらしいと友人ニュースで聞き及んだ


今年の川流れ死者は一風変わっていて被害者は近所(と言っても隣家は最低30mは離れている)に住む結構若い女性で早朝足を滑らせて側溝に転落→水難事故に繋がったそうだ


田舎特有のご近所ネットワークで事故の詳細が尾ひれ付きで刻々と流れ込んで来る

その女性、早朝愛犬の散歩中事故に遭ったらしい


何かの拍子に足を滑らせた女性は藁をも掴む思いでリードを固く握りしめ…

一緒に川に落ちた愛犬は必死だったのか自力で首輪を外し難を逃れたそうだがご主人様を助けるだけの知恵が回らなかったそうだ


何とも微妙な情報に聞いてるこっちも微妙な気持ちにさせられる話だったのだがいつも疑問に思う事がある

用水路にしても川にしても落ちたとしてそんなに危ないのかな?と。


実際田んぼの脇の用水路には田植えの手伝いで足を入れた事もあるが確かに流れはキツいが踏ん張れない程ではない

お年寄りなら厳しいかも知れないが若い人なら脱出出来なくはないんじゃないか?


そう思いつつ友人の話を聞いていると友人は俺を恐らくこの近辺から落ちたと思われる川の近くに連れて行った

車を下りて道路から川を見下ろすと…理由は直ぐに分かった


護岸工事でコンクリートブロックに変わった土手の斜面は急角度でそれが川面に伸びている

滑落して怪我を負えば若い人でも這い上がれるかどうか?という斜面を見てこれなら下手をしなくても死ぬな、と思った


治水工事は様々な意味で必要だとは思うがもう少し人に優しい設計は出来ないモノなのかな?と思った一件だった

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