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『奇憚(きたん)雑記』  作者: とれさん
355/441

(霊)めり込んでますよ?


ちょっと笑える?話


時々建物の壁や駐車している車等から「生えて」いる霊を視る


全く気付かないまま近くに歩いて行って視た場合は心臓に悪い位ビックリする時もあるのだが

結構前から発見した場合不謹慎かも知れないが笑ってしまう場合もある


前者でビクッ!となってしまったのは高校時代、敷地内に建てられていた図書館内で視た防火扉にめり込んでいた女性

本を探すのに集中していて扉に近付く迄全く気付かず気配を察して横を向いたら左半身が扉から出ていてビクッ!としてしまった


一方後者で強烈に覚えているのは友人達と出掛けた海水浴場で

駐車場に設置されていた大きなゴミ箱から頭だけ出ていたオッサン


ちょっと薄毛の哀愁漂う風貌とゴミ箱に大量に捨てられていた発泡スチロールの皿と割り箸のコントラストに思わず吹き出してしまった


どうしてそんな状態で存在していたのかは分からないが恐らく霊が先でモノが後で設置とかされたのかな?と推測している


両方に共通するのは無表情(無感情?)に視えた点でただソコに居るだけ、みたいな印象を受ける


そういう霊達を目撃する度に(もう少しズレたら良いのに…)と思うのだが移動出来ない理由があるのだろう

若しくはめり込んでいる(様に見える)物体に気がついて(見えて)いないのかな?とも思う


これを書いていて思い出したのだが昔板橋のとある踏切で遮断機の竹竿を脳天に受けていたサラリーマンを視た事があった


最初「どっちか」分からなくて思わず車内で「危ない‼」と叫んでしまったが竹竿が普通にめり込んでいった(すり抜けていた)のを視てホッとした覚えがある


意識(?)が残っているのなら当たらない様にちょっとズレるのが普通?だと思うが敢えてソコに留まる理由があるのだろう


万が一自分が霊として留まる事になったとしたらそういう事態だけは避けたい

とは思うが多分自在にならないからそんな事になるんだろうな、と書いていて諦めた

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