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『奇憚(きたん)雑記』  作者: とれさん
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(霊)怖い霊、怖くない霊


個人的な意見なので本当なのかどうかは分からないが霊と言っても無害な霊とそうでない霊等「質の違い」があると思っている


この違いは皆さんがテレビやネット等で聞いたり見たりしたモノと大体準拠している


要は「生への執念や人への恨み」等を強く残した霊は「怖く」、「事故等で突然」亡くなってしまった霊は「怖くない」のだ


個人の経験則で言わせて貰うと前者はほぼいない。後者との比率で言うと1対9以下だと思う


「怖くない」霊はそれこそあちこちで遭遇する


通りすがりに、行きがけに、本当に何処にでもいる

ただ残念ながら俺は生きている人とそうでない人の区別がじっくり見ないと分からない


若い頃はその違いを見定めようと見る人見る人ガン見する癖がついてしまいトラブルになった事も多々あった


「怖い霊」は視たくなくても視界に入る場合が多い


恨みなのか執着なのか分からないけどどんよりとした雰囲気を纏いながら存在しているからだ


俺が電車嫌いになった理由の1つに以前満員とまではいかない車両の中で

隣にいたサラリーマンを呪い殺す勢いで憑いていた女をずっと見る羽目になったのが要因でもある


ギューギュー詰めの車両内で体勢も変える事すら出来ない状況でずっと口をパクパクしながら睨んでいる霊を見たら誰でもメゲると思う


これも個人的な意見だが水死した人は大抵「怖い」


苦しかったからなのか生きたかったからなのかは分からないけどほぼ質が悪い


怪談物だと自殺した人の怨念みたいなモノが描写される事が多いが悩んだり考えたりする時間が自分で調節出来る筈なのに

意外と「怖い霊」は少ないと思っている


恨みつらみや悲観する気持ちという表層的な心理よりも

きっと本能的に生命の危機を強烈に感じた人の方が「怖く」なるのではないか?と考えている


今話した事はあくまで個人の見解だけど皆さんが遭遇する(した)霊が「怖くない」方である事を祈ります

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