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『奇憚(きたん)雑記』  作者: とれさん
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(人)カオスな街


今はどうかは分からないが某有名歓楽街、歌舞○町は初めて訪れた俺には色々と刺激が強すぎて未だに覚えている事が多い


最初に出会った衝撃事件はコ○ボウルの裏手でサラリーマンのオッサンが女性に頭を殴り続けられていた事


道路の隅に正座させられ頭からダラダラ血を流しながら無言で殴られているオッサンと

履いていたハイヒールで喚きながら殴り続ける女性


ホテル街手前のバッティングセンターに行こうとしていた俺達はあまりの惨劇に見ているだけしか出来なかった


気を取り直してバッティングセンターで遊び再び戻って来た時にはどんだけ殴ってたんだよ?と思う位の血痕が周囲に散っていた


良く考えたら交番も近いし人通りも少なくないのに誰も止めたり通報しなかったのか?と思うとカオスだ


夜も深くなると何処からか悲鳴や怒号も聞こえたりするが誰も気にも留めない


泥酔したオッサンが早朝出された生ゴミの中に埋まっていてカラスに突っつかれていても誰も気にしない


キャッチが強引に女の子を拐っていてもそれが日常茶飯事


何処かでボラたのか文字通り身ぐるみ剥がされてこそこそと道の端を歩くオッサンもまるで無視


日常と非日常がごっちゃになっていたあの街も某都知事の出現により浄化された、と聞いたが本質は変わらないんだろうなとは思う

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