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『奇憚(きたん)雑記』  作者: とれさん
300/441

(謎) 視える切欠 part1

祝‼300話突破‼


こんな駄文も地道に綴り続けてとうとうこんな数になりました♪

ここから数話は自身が(これが視える様になった切欠かな?)という話を投稿します


そろそろ話も尽きかけておりますが思い出す限り、また日々体験した事は死なない限り増えていくと思いますのでユルい話ではありますが引き続きご愛顧の程、宜しくお願い致します。


霊が見える様になった切欠が幾つかあって今日はその内の1つを話そうと思う


多分幼稚園の頃に二度溺れて死ぬ思いをしてからそういう存在が視える様になった気がする


一度目は幼稚園でプールが完成してプール開き初日の第1陣、第1号でガッツリ溺れた


準備体操等そっちのけで飛び込んで底に沈んだ迄は覚えているが後は記憶が曖昧だ


というか以降の記憶もお堂の中での霊体験と何回か脱走した記憶位しか残っていない


二度目は町内会か何かの旅行で栃木市辺りのプールに行った時に不思議な体験付きでこれまたガッツリ溺れた


浅いプールの横にあった深めのプール、他の子供が浮き輪をつけて泳いでいたのを浅いと決めつけて

ビーチボールを抱えてダイブ!


勿論ボールは吹っ飛び即溺れた


藁をもすがる思いで掴もうとした浮き輪、持ち主の少年が全力で振り払おうとされたのを覚えている


周りの大人は子供同士がじゃれてる程度で溺れているとは思わなかったのか誰も助けてくれなかった


浮き輪の少年との攻防に敗れ、本格的に溺れ死ぬ状態になった時に不思議な光景を見た


親達はプール脇の小高い丘に陣取って待機していたのだが溺れて意識が遠のく最中


母親がその丘から転げ落ちる様にプールに走って来るのをはっきりと見ていた


だがその丘とプールは50mは離れており更に途中にはフェンスや樹木があり


実際には駆け降りてくる母親を逐一目視するには無理があった、らしい


「らしい」と言ったのは大分時間が経過して溺れた体験を話した時に母親と全く意見が異なっていた為に

答え合わせをしてその不思議体験を認識したからだ


確かに母は俺の溺れている姿を目撃して丘から駆け降りてきたらしいが流石に間に合わず


実際は溺れている事に気付いた周囲の大人達が救出してくれたらしいがその記憶が一切ない


斯くして、と言って良いのか分からないがそれ以降見える様になってしまった


どうせなら単に見える様になるだけでなく生業として成り立つ位の能力を開眼していれば良かったのに、と常々思っている

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