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『奇憚(きたん)雑記』  作者: とれさん
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(霊)視たいのに視えない人


大した事じゃなくても心霊体験を数多く体験しているのを友人に話すと必ず聞かれるワードがある


「どうしたらそんなに霊体験出来るの?」


これはある意味お約束の様に聞かれる


正直何で視えるのかなんて考えた事もないし知った所でコントロール出来る訳でもないから適当に答えを返している


俺の場合意識して視えている訳ではなく本当にふと気付くと視ていたりするのだ


それでも食い下がる友人も多くて「視えるにはどうしたら良いんだ?」とか「何処で視える?」とかも必ず聞かれる


だからそういう時はこう返す事にしている


「視たいと思ってる奴の近くには寄ってくるから視えてなくても普通にいるよ」


と。


冗談の時もあれば居る時もあるからあながち嘘は言っていないし

視えたら視えたで騒いで煩いのでちょっとした「あるある」でそれ以上の追求を躱している


「寒くもないのに悪寒が走った時は大抵居るよ」


これで聞いていた人間は注意深くなって早いとその場でブルッと来る


プラシーボなのか本当なのかは視える人にしか分からない


興味がある人は柏手(拍手)をしてみよう

何故かは分からないけど(居る)と手を叩いても響かない

叩いている内に響く様になると簡易的ではあるが(祓え)てるそうだ


これは神道系の人から聞いた話&個人的実体験である意味当たってる


「ちゃんと打ったのに響かなかったらいるかもね」


こう言うとやはりパチパチと始める人も多い


どれも嘘は言っていないのだがやはり視えない人と気持ちを共有するのは難しい


こっちも毎日毎日視てる訳じゃないし体調が悪いと視てる場合じゃないのか視えない時もある


だから正直気にしない方が良いと思う

ケガをするのを分かっていて危険な場所に近づく人はいない様に心霊系も視えないのに近づくのは危険だと思っている


何か偉そうな文になってしまったけど「君子危うきに近寄らず」、コレです


交通量の多い幹線道路を目隠しで横断したりしないでしょ?普通


見えもしないのにわざわざリスク抱えて踏み入れるメリットはないですよ?


と思うのだが未知のモノ(霊)に触れたくて心霊スポット巡りをしたり禁忌に触れたりする人は多い


難しいです

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