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『奇憚(きたん)雑記』  作者: とれさん
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(噂)巨大迷路


かなり昔、全国で巨大迷路が流行った時期があった


参加者は入り口でタイムカードを押してスタートし、ゴールした時のタイムを競うモノもあれば中に設置されたクイズに答えてクリアしつつ迷路を攻略する、と言ったモノまで様々あった


そんなブームに乗ったのか、俺の地元の観光地でも巨大とは言い難いが迷路がオーブンした


某体験型娯楽施設に併設されたその迷路は一時期降るわっていたそうだが迷路ブームの去就によりいつの間にか姿を消したらしい


問題はソコの迷路にまことしやかに流れていた地元民だけが知るある噂


その迷路の敷地は元々地元の墓地があったのだが土地を所有していた寺が売り出した事により墓は移設され、その跡地に迷路が出来たと言うモノだった


そんな曰くがあるから当然の様に沸き起こる怪談話


「夜人気が無くなると墓を奪われた亡者が夜な夜な迷路内を彷徨っているらしい」


だの


「夜迷路に忍び込むともれなく心霊現象に遭遇する」


だの言いたい放題だったがその本当の所は結局迷路が取り壊された為に本当の所は謎のままになってしまった


地元とは言えちょっと遠くわざわざ足を伸ばして迄行く所ではなかったから後から考えたら一回位見に行っても良かったかな?と今は思うが後の祭りだ

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