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『奇憚(きたん)雑記』  作者: とれさん
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(怖)気配③


人の集まる所には人じゃない存在も惹かれて集う


例えば大勢の人が集まるイベント会場や普段買い物に行くショッピングモール、スーパーとかにも普通にいる


普通の人と変わらない姿で視える存在もあればモヤモヤっとした気配だけ感じさせる存在もいるのだが

今回の話はモヤモヤっとする気配について思い出したので話す事にする


数年前、普段良く行くスーパーでトイレを借りようと店舗の隅を目指して歩き出した


そのスーパーのトイレの入り口にはクリーニング店と某ドーナツ屋が両脇に構えているのだが


トイレ入り口がやけに暗く感じた


(何か嫌な気配だな…)とは思ったが生理現象は待ってはくれない

トイレに向かう最中も数人が入り口から出たり入ったりしているのが見える


その度に何となく入り口が揺らいでいる様に視えていたのだがあるご婦人がトイレから出て来た時にサッと明るくなって普段見慣れた通路に戻ったのだった


拾ったのか憑かれたのか何なのかは分からないがこれ幸いとスッキリして買い物に戻った


それ以降何度もそのスーパーは利用したしトイレも使ったがそんな気配を感じたのはそれ一回きりだ


御不浄とも言うし淀んだ(?)場所だから「付いたり(憑いたり)付かれたり(憑かれたり)」するのかなぁ?


と不謹慎な事をほざいてこの話はおしまい。

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