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『奇憚(きたん)雑記』  作者: とれさん
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(事故)用水路


友人の家の近くにちょっと大きな用水路がある


これ自体は田舎の田園部なら珍しくも何ともないのだがこの用水路は毎年の様に水死者が出る


殆どが年配者で徘徊の末とか水回りに出掛けて…と理由もまちまち


溺れる場所も同じ場所ではなく田んぼの脇で…とかなのだが

支流を束ねるこの大きな用水路で発見される事が多いらしい


少し前に友人達と庭でバーベキューをやって食後花火を楽しんだ


火事にならない様に小脇に流れる小さい用水路付近で花火をしていると

流れに乗って何かが通りすぎた様な気がしたが薄暗くて確認するには至らなかった


数日後友人から


「あの日いなくなってた近所の爺さんが川に浮いてたのが見つかった」


と聞いて(もしや?)と思ったがその場で確認出来たとしても助かってはいなかっただろうし

実際見逃してしまったのは事実なので「ふーん」と棒な返事でその場をやり過ごした

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