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『奇憚(きたん)雑記』  作者: とれさん
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(事故)生兵法は


冬場スキー場でインストラクターをしていた時の話


インストラクターと民宿の雑用の二足の草鞋?を履いていた俺は昼間はインストラクター、夕方からは民宿の雑用をこなしていた


スキー場は結構怪我をする人が多くて2日に1度位は救急車を呼ぶ時もある位危険な側面を持っている


ある日ちょっと驚く事故があった


その日も普通に生徒達にボーゲンを教えているとレスキューのスノーモービルが回転灯を回しながら上に登って行った


(あー、また誰か怪我したな?)


と思っていると案の定担架のソリを牽いたスノーモービルが斜面を降りて来た


「皆さんも事故には十分気をつけましょうねー」


等と注意喚起しつつ授業を終え控え室に戻ると他のインストラクター達がザワついていた


何事かな?と思って事情を聞くとどうやら先程運ばれて行った客が出血多量で亡くなったらしい


「え?でも足の解放骨折だけだって聞いてたけど?」


と聞いたら


「どうやら仲間が飛び出た骨を継いで戻した時に動脈切っちゃってそれが原因らしいよ」


と返された


素人が骨継ぎとか無茶苦茶だろ…

と思ったが後の祭りである


数年はそのスキー場でバイトしていたがそこまで衝撃的な事案はなかった


まぁ頭打って気絶してる仲間を動転して動かしてしまい死んじゃったとかはあるけど

餅は餅屋、きちんと医師やレスキュー達に対応は任せましょうね

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