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『奇憚(きたん)雑記』  作者: とれさん
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(人)誤診


心霊話じゃないが怖い話


数年前大病を煩い手術を受けた


大動脈解離、下手をすると死んでしまっていた


前日に体の力が入らず地元の総合病院に救急搬送されたのだが医師の診断は


「椎間板ヘルニア」


様子見で帰宅を促されたが待合室で再び全身の力が抜けて念の為入院させて貰った


翌日精密検査があるのかと思いきやそんな指示は受けていないと看護師に言われ

不安を覚えた俺は即座に退院を希望して帰宅した


その日の夜、再び救急搬送され今度はその病院ではなく少し離れた大学病院を希望した

大学病院に到着し検査で解離が発覚、緊急手術となったがもし再びあの病院に搬送されていたら

今こうして話を綴っていなかったと思う


怖いのは最初に搬送された病院結構ヤバい病院にも関わらず

地域で唯一の総合病院が故に住民が頼りにしている病院で

話を聞く限り結構な頻度で誤診を疑われる事案があるにも関わらず来院者が多い事


個人的には例え意識を失っていてもこの病院だけは搬送されたくはない

もし最初から大学病院に搬送されていたら早期に治療されて後遺症も軽かったかも知れない


こんな病院でも現在も尚地域中核病院として地元民からは謎の信頼を集めている

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