表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
『奇憚(きたん)雑記』  作者: とれさん
184/441

(謎)木、木、人、木

具合が悪く更新が滞って申し訳ありません…


今じゃすっかり日和って車になっちゃったけど昔はたまにバイクでロングツーリングに出掛けてた


ふと思い立った時に目的も決めずに東西南北とか海‼とかざっくりした感じで行く方向だけ決めたりね


あれは多分伊豆か熱海?辺りを目指してフラフラしてた時だったと思う


夜中テレビ見てたら懐かしいCM特集やってて例の魚抱いてビチビチやってたホテルが出て来て


思い付きで出発したもんだから熱海辺り迄に丑三つ時越えてた


まぁ最悪朝迄に着けば良かったんで潰れた廃ホテルにビックリしたり感動したりして適当に流してたら


海岸線の道路だし片側崖、反対は海みたいな景色が続いて段々飽きて来ちゃってた


ちょっと明確な場所は分からないけど海岸線の道を黙々と走っていると右手の岩場が切れて林になってる部分を通り掛かった


木、木、木…まぁ林だから当たり前だったんだけどたまに奥に廃ホテルが見えるんで走りながらそっちに意識を向けてたら


木、木、木、人、木…ってなって


「人!?」


ビックリして直ぐに路肩に止めた


既に3時は回ってたのに人がいる様な場所じゃない


バイクを降りて後ろを見ても明かりがなくて真っ暗で何も見えなかった


戻って確認しようかとも思ったんだけど面倒だし本当に人だったら怖いからそのままバイクに乗り込んで出発しちゃった


考えてみれば人間でも霊でも戻って確認しておけばネタにはなったかな?と後悔したが後の祭りだった


結局何だったか分からず仕舞いだったけど往復10時間以上バイクに乗ったお陰で後日ギックリ腰になってネタにはなった

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ