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『奇憚(きたん)雑記』  作者: とれさん
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(謎)止めたのは誰?

年上の彼女と同棲していた時の話


彼女は会社勤めで俺より早く起きて出勤していた


当時学生だった俺は昼近くに起きてその後バイトという怠惰な生活を送っていたのだが

そんな俺の為に彼女が2台の目覚まし時計をセットしておいてくれていた


何となくその目覚ましがけたたましく鳴っていたのは記憶にある


けど暫くして鳴り止んだのでてっきり彼女が止めたくれたのかと思ってそのまま二度寝した


次に起きたのが夕暮れの日差しが部屋を赤く染める位の時間だった


その日はバイトが入ってなかった事を思い出してホッとしたが暫くして肝心な事に気付いた


目覚ましは俺が寝ぼけて止めてしまわない様にベッドから離れて置いてあった


俺は止めた覚えはないしその目覚まし時計にはスヌーズ機能はついていなかった


帰宅した彼女に念のため確認したが案の定止めていないしその時間にいる訳がないとの事だった


となると目覚まし時計を止めたのは…俺の生き霊?幽体離脱?と謎が深まったが


結局結論も出ないまま記憶の底に封印される事になった

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