表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
『奇憚(きたん)雑記』  作者: とれさん
176/441

(事故)ガードレールが


車を運転していると思わぬ事故に巻き込まれる事もあるよ、というお話


10年程前、知人家族が帰省の為に国道を走行していたそうだ


その国道は地元では新○と呼ばれ制限速度が60kmであるにも関わらず

何故か皆高速と同じ速度で走る謎道路で有名である


知人も周囲の流れに合わせて80km程度で巡航していると右の車線から100km位の速度で2tトラックが追い抜いて行ったそうだ


(何だアイツ、危ねぇな…)


とは思ったがその速度で走っている車も珍しくない事から過ぎ去るのをボンヤリ眺めていたら


突然そのトラックがタコ踊りをし始めた


恐らくタイヤがバーストしてコントロールを失ったのだろう、トラックは中央分離帯に突っ込み大破した


堪らないのは後続にいた知人を含めた人達だった


千切れたタイヤや破片が一気に道路上に飛び散り皆急ブレーキを掛ける


知人の車の周囲は幸運な事に車間が空いていたため難を逃れたが前方の車は追突事故等を起こしていたらしい


知人は一瞬(助かった!)と思ったらしいがその直後

跳ね返って空中を舞っていたガードレールが知人の車を直撃、

偶然後部座席にいた子供達は寝ていたためそれ以上の被害はなかったが

座っていたら凹んだ屋根に頭をぶつけて怪我では済まなかったのでは?と現場検証に来た警官に言われる位酷かったそうだ


防げなかった事故とは言え運転する以上はリスクも伴うと言う事を思い返す話だった

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ