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『奇憚(きたん)雑記』  作者: とれさん
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(謎)光る洞窟

明けましておめでとうございます‼


内容的に正月から何投稿してるんだ!と叱られそうですが

皆勤賞?を目指しておりますのでご容赦を。


まぁ投稿は正月ですが予約したのは年末なのでセーフ!と言う事で。


小学生の夏休みに親戚の家に泊まりに行った時の話


毎年海の近くにある親戚の家に泊まりに行っていた


昼間は死ぬ程海で遊んで夜は花火や夏祭りを楽しんでいたがある日従兄弟が


「最近見つけた洞窟が夜行くと光ってるんだ」と言い出した


誰か明かりをつけて探検でもしてるんじゃないの?と言ったらそういう光じゃないと言う


よくよく聞いてみると懐中電灯や蝋燭の明かりじゃなくて真っ赤な光がチラついているらしい


「じゃあ夜になったら確かめに行こうよ」


少し怖かったがビビりだと言われるのが癪でその晩の洞窟探検が確定した


おばちゃん達には近所の友人宅で花火に誘われたとウソをつき外出の許可を取り付けた


心細い位の明るさの懐中電灯を各々持って洞窟のある山に向かった


中腹位まで登って横に移動すると従兄弟が言った様に洞窟と赤い光がチラチラしている


二人で音を立てない様にそろそろと近づいたら衝撃の光景を目の当たりにした


洞窟が光っているのではなく入り口付近が光っていた


しかも人工的な光じゃなくて真っ赤な火の玉みたいなのが入り口付近を飛び回っていた


声を上げたら殺される!と何故か思い込んで腰が抜けそうなのを堪えて二人でそっと立ち去った


何か祟りとかあるんじゃないかとビクビクしていたがウソがバレてしこたま叱られ怖かったのと

よくよく考えたら子供の足で動ける範囲に洞窟なんてないと叔父さんに言われた事の方が怖かった


これには従兄弟も俺も反論して翌日見に行ったがただの藪だった


で、この話を大人になって従兄弟と話していたら


「よく考えたら洞窟を見つけたとか山に行ってなかったのに何故言ったんだろ?」


みたいな話になって更に謎を抱えてしまった

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