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『奇憚(きたん)雑記』  作者: とれさん
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(謎)川原の石


自分には全く縁のない事だと思っていたが大病を患った事で急に身近なモノとなった


突然死んだら遺されている私物は?…と考えたら火葬場からでも生き返る自信があるが

現実は甘くはないので生きている内に身の回りを断捨離する事にしたのだ


あちこち痛む体にムチ打って少しずつ整理を進めると失せ物が出てきたりして遅々として進まない

後ろ髪引かれる思いと格闘しつつやっと9割方まで整理出来た


残り1割、最低限の必需品の他に1つだけ無用の長物が混じっている


子供の頃、近くの川原で拾ってきた丸い石


なんとなく手元にあっただけの石ころが最近色が変わっている事に気付いた


拾った当初はごく普通の石の色に所々キラキラしたモノが混じっていただけだったが


最近赤い筋が石を横切る形で入っているのに気付いてしまった


今の状況から言っても凶兆だろうけどベヘリットならな、と思いつつ捨てきれない

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