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『奇憚(きたん)雑記』  作者: とれさん
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(謎)事の真相


地元に今でもメジャーな心霊スポットがある


一軒家の廃墟で曰く家族全員死んだとか子供が死んで家庭が崩壊したとか噂は様々だ


実は本物の家屋は既に壊され更地になっていて今噂されているのは単なる廃屋だったりする


今回話すのは本物が取り壊される原因の一端かも知れない話


本物(以下ハウス)が実在していた頃、地元のDQN達のナンパ材料として使われ


深夜騒ぐのは勿論中には花火等でボヤを出し近隣住民から取り壊しを嘆願されていた


友人の数名が見かねる行動を取る輩を取り締まるという自警団を買って出た


しかし常駐する訳にもいかず近所にとっては両方DQN、いれば通報され効果はなかった


ソコで謎の極論が飛び出した


「ハウスにオバケの格好で潜んで驚かせればガチだって事で減るんじゃね?」


…もう本来の主旨から逸脱しているが言って止まるヤツ等じゃない

ある土曜日の夜、その計画は実行された


結論。


オバケに扮装した友人が腐った屋根から転落、下にあった廃材で串刺しとなり瀕死の重症

その後間もなくあった大きめのボヤ騒ぎも手伝ってか行政側が動いて撤去されたようだ


後進のDQN達には伝承?出来なかったスポットだが本物か偽物かはどうでも良く


ナンパするのに都合が良いだけの(ネタ)なので今もエセハウスは大盛況らしい

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