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『奇憚(きたん)雑記』  作者: とれさん
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(人)ディスクグラインダーあるある


小話を2つ。


先週偶然同級生と遭遇し後日飲もうと言う事になった


お互いの近況を話してみると彼はどうやら親の跡を継いで鉄工所を営んでいるらしい


話しの途中グラスを持つ彼の手が気になった

左手の人差し指が欠けてしまっていたからだ


「その指どうした?」

「あぁ、グラインダーでちょっとね」


溶接をする時バリを取るのに使うディスクグラインダーで指を飛ばしてしまったそうで

彼は苦笑いしながら事故の話をしてくれた


そんな時


「んー?そんなモン俺にもあるぞ?」


と手を見せてくれた知らないオッサンの指は小指が欠けていた


…それグラインダーじゃないから。


ーーーーーーーーーーーーーー


俺はDIYを趣味にしてた時期がある


ある日DIYをやりたいという友達が手伝う事を条件に教わりに来た


彼は電動工具を物珍しそうに見て早く使いたがったが気易く使うと事故が起きるぞ?

と注意して危険性が高いモノは説明だけに留めていた


ある程度作業にも慣れてそれじゃ、と言う事でディスクグラインダーを使わせて見る事に。


ウィィィィィーーンッ‼


けたたましい音と手に伝わる衝撃に最初はビビっていたがそれも次第に慣れていった様だった


俺が休憩しようと言うと


「もう少しで形が整うから待ってくれ」


と言うので見学して待つ事にした


ウィィーンッ‼ガリガリ‼


「おぉ、大分上手くなってんじゃん‼」


「だろ?」


等と輕口を言い合っていた矢先


ウィィー…ガッッ‼ギャリッ‼


電源を切らずに床に置いたグラインダーが横っ飛びし、友達の足を襲ったのだ


幸い安全靴を履かせていたので指が飛ぶとかはなかったがそれでも病院に連れて行って数針縫う羽目になった


工具は安全を確保して使いましょう、というお話

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