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『奇憚(きたん)雑記』  作者: とれさん
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(謎)駅 & (霊)踏切


実家の最寄り駅は未だに無人駅だ


ある時期無人なのを良い事?に自殺が相次いだ事がある


警察の検証が終わった後、鉄道職員達が(事後残った残骸)を回収するらしいが細かい欠片は取りきれないらしく

翌日からカラスが線路内で騒ぐんだそうだ


世を儚んで行動に移すのは事情があっての事だろうけど

カラスに啄まれる最後は嫌だな…


ーーーーーーーー


電車繋がりでもう一話。


東京で就業していた頃、時々板橋駅付近の踏切を通過する事があった


今は知らないけど当時はタイミングが悪いとなかなか開かなくて酷く待たされた記憶がある


車は諦めて待つしかないが歩行者や自転車は隙を見ては遮断機を潜って渡ってしまっていた


ある日また開かずの踏切にぶち当たり諦めて外の景色を見ていると踏切内に人が倒れている


「あっ!」


と思ってドアを開けようとした瞬間に無情にも列車が通過してしまった


(うわぁ…人身事故見ちゃったよ…)


と開きかけたドアを閉めどんよりしていたがどうも様子が違う


踏切の外で待っている人達がまるで無反応なのだ


「えっ?」


その時に踏切内を見て理由が判明した


曳かれた筈のその人は未だにそこに倒れていたのだ


「…なんだ、霊かよ」


最近曳かれたのか妙に生々しくてビックリしてしまった


考えたらずっとあそこで通行人に踏まれたり蹴られたり車や電車に曳かれたりって嫌だな…


工事が進んで高架かトンネル化している事を願います

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