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『奇憚(きたん)雑記』  作者: とれさん
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(人)1人スキー


若かった時分スキーにハマって週末となればスキー場に通っていた


特に四駆の車を所有してからは仕事上がりにそのまま直行して車中泊なんて事もザラだった

ある日いつも通りに駐車場に到着すると数台の車が停まっていた

寒いのでエンジンを掛けたままヒーターで暖を取っているのでご同輩だとすぐ分かる

雪が降っていたので車の向きに注意しつつ駐車するとブランケットを被って一休みした


明るくなった辺りで周囲の騒がしさで目が覚めた

ホテルの従業員や野次馬の先に1台の車が停まっている

どうやら風向きを考えず停車した様で降り積もる雪が車を覆い排気ガスでやられたらしい


その内救急車やパトカーが来て騒がしくなったが結局車中のカップルは助からなかったらしい

車中から救い出される時、ダランと垂れた手が忘れられない

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