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『コラボ小説』異世界異聞譚  作者: 黒田純能介
3/9

相対す


(やべぇ…マジで追い付かれる…)


男が諦めかけた時だった。


トコトコと小さな幼女が向かいの路地から出てくるのが見えた。


(!…しめた!あのガキを使って逃げてやる)


男は口の端を吊り上げると、真っ直ぐに幼女へと向かう。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


(まずい)


金髪の男、布津は焦っていた。


自分が追っていた男が路地に逃げ込んだまでは予想していた。

だが、その先の展開までは読めなかった。

突然幼女が先の路地から歩いてきたのだ。


(あの子供が捕まるまでに奴を…間に合わんか!)


布津は内心舌打ちをする。


もう既に男は幼女の側へと近付いていた。幼女は状況が掴めないのか、キョトンとした顔をしている。


(チィ…)


男にたどり着くのが間に合わないと悟ると、集中力を高める。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「ふぇっ?」


近付いてきていた男に抱えあげられる。


「おとなしくしろ!」


耳元で大声で叫ばれ、幼女は顔をしかめた。


(五月蝿いわね…消そうかしら?)


と、思った矢先に金髪の男がすぐ近くまで来ていた。自分を抱えている男がナイフを取り出し叫ぶ。


「来るんじゃねぇ!このガキがどうなっても良いのか!?」


金髪の男はピタリと立ち止まると、男を睨み付ける。

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