閑話(お姉ちゃんと私が二人一緒に船上のベッドで寝るだけ)
神話について一通り話を聞いた後、夜も遅いし眠ることにした。神話についての話し合いは明日行う。
私は考えていた。大昔の神々のこと、私の記憶にあった謎の施設のこと、そして私の中の修羅のことを。思い出してぐるぐるしているとなかなか寝付けなかった。仰向けになったまま目を閉じていると……
ぽふっ
私の額に手が置かれた。ちょっとひんやりしたその手はきっとお姉ちゃんのものだろう。私が寝てると思っているのかな?
お姉ちゃんの手はそのまま私を撫でる。
頭を撫でられるなんていつ以来だろう。もしかしたら、男だった頃も含めて初めてかもしれない。撫でられたところから満足感が広がりとっても気分が良い。
このままずっと撫でられていたいなぁなどと思っていた矢先手が止まる。そして、顔に暖かい何かが近づいてきた。
トクン……
これはキスかな?
記憶のない私にはキスの経験がない。
トクン、トクン、と心臓が打ち始める。そして……
唇と唇が触れ合った。
お姉ちゃんの唇はとても暖かかった。鼻息は荒くなっており、少し顔にかかる。
私は無粋だと思いながらもすっと目を開けた。お姉ちゃんは目を閉じて静寂の表情を私に向けていた。
私が起きていると気づいていないのだろうか? それともわかっていてやっている?
どちらかはわからなかったが私は両の手をお姉ちゃんの背中に回した。
「ん」
お姉ちゃんが驚きの声をあげる。
どうやら寝ていると思っていたらしい。
お姉ちゃんをぎゅーっと私から抱きしめる。胸と胸が触れ合う。
「お姉ちゃん、おいで」
私は、掛け布団をめくり招き入れる。
……
……
……
「はーい、起きてくださーい」次の朝、パラスが迎えに来た。
「お二人ともねぼすけさんですねぇ。それとも昨晩遅くまで起きていたんですか?」
私は満足した心を持って、目的地へ向かう。魔法使いの住む島へ。
というわけでイチャラブ展開書いてみました。
二人の間に言葉はいらない。
非18禁でどこまで書いていいのかよくわからなかったので、随分控えめです。本当はもっと書きたいんですが、18禁じゃないので。




